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2025年2月28日【イベント】

アウディシティ銀座、蜷川実花&エイムのインスタレーション展

坂上 賢治

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アウディのオリジナルムービーシリーズに出演した蜷川実花さんが示した新たな挑戦

 

アウディジャパンの都市型ショールーム「Audi City銀座」は、3月6日から世界的に活躍する写真家・映画監督の蜷川実花さんとクリエイティブチームEiM(エイム)による特別なインスタレーション作品展「Whispers of Light, Dreams of Color — Audi City edition」を期間限定(3月6日~4月14日)で公開する。

 

クリエイティブチーム「エイム」が手掛けた特別映像と、近年の作品の中でも人気を博すクリスタルガーランドを含む、没入感のある華やかで幻想的な美しい作品がAudi City 銀座で展開される。

 

今回のインスタレーション作品の期間限定展示は、先にアウディのオリジナルムービーシリーズ「A Story of Progress」Vol.6に出演した蜷川実花さんとアウディが連携する新たな挑戦となる。より具体的にはアウディ・ブランドが示す進化の姿や考え方に共鳴した蜷川さんが、アウディのブランドイメージを独自のクリエイティブで表現したAudi Cityのために作られた特別な作品となる。

 

そんなAudi CityのひとつであるAudi City 銀座は、2024年12月7日にオープンした国内導入予定の最新モデルや限定モデルを展示する都市型ショールームで、常に時代を先取りして前進するアウディが考える未来のプレミアムカーの在り方を提案している。

 

今回の展示では、蜷川さんの独創的なアプローチと、アウディの先進的なデザイン性が融合した、新たなインスピレーションを生み出す特別な空間を提供する。

 

なお前出の「A Story of Progress」とは、様々な分野で活躍するゲストが自身の進化を語るアウディのオリジナルムービーシリーズ。アウディが持つ進化への想いを共有するコンテンツとして、2023年より配信している。

 

2024年に公開した蜷川さんの出演する動画は、「共鳴する進化のカタチ」をコンセプトに、進化の哲学をアウディと共有している。当該動画は、公開後4カ月で2700万回以上の再生を記録し、大きな反響を呼んだ。

 

「Audi City銀座」を舞台に披露される「Whispers of Light, Dreams of Color — Audi City edition」は、蜷川実花 with EiMが手がけるインスタレーション。それはAudiのコアコンセプト「Progressive Premium」と響き合う空間体験を提案させるもの。ブランドカラーであるホワイト、ブラック、ブログレッシブレッドの3色を軸にした1300本のクリスタルガーランドが、繊細な輝きを放ちながらAudi Cityの空間を彩る。

 

通常は虹色のクリスタルが織りなす「Whispers of Light, Dreams of Color」を、今回はあえて3色に絞り込み、体験を構成している。これによりアウディが重視するミニマルなデザイン美学を反映し、Audi Cityが提供する先進性と洗練さを際立たせるインスタレーションを生み出す。

 

Audi Cityの空間全体に自然に溶け込むようにレイアウトされたクリスタルは、来場者が自由に移動するたびに角度や視線によって多様な表情を見せる。それは人々が訪れることによって生まれる揺らぎよりクリスタルが揺れ、光や色彩が繊細に共鳴する。これにより空間の中で光の揺らぎや反射が重なり合い、訪れる者に“いのちの儚さ”と“いまこの瞬間の輝き”を想起させるものだとしている。

 

 

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蜷川実花 特別インスタレーション
「Whispers of Light, Dreams of Color — Audi City edition」展示概要
・期間:2025年3月6日(木)~4月14日(月)(期間中店舗定休日あり)
・場所:Audi City 銀座
       東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル1F
    03-5931-0735/03-6264-5078
・店舗営業時間/定休日:(日・月・水・木)11:00-19:00 (金・土)11:00-20:00
            定休日 火曜日、第1・第3水曜日
・展示概要ウェブサイト:https://www.audi.jp/e-tron/special/audi-city-ginza
・店舗ウェブサイト:https://www.audicity-ginza.jp/ja.html

※なお2025年4月にオープン予定の2店舗目のAudi City「Audi City日本橋」でも蜷川さんによる作品の展示を予定している。こちらの詳細は後日発表される。

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蜷川実花さんプロフィール
– 写真家、映画監督
– 写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。
– クリエイティブチーム「EiM(エイム)」の一員としても活動中。

 

– 木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。
– 『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020)を監督。
– 写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。

 

– 個展「蜷川実花展 : Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」(TOKYO NODE 2023年12月-2024年2月)にて25万人を動員。
– 2025年1月11日より、京都市京セラ美術館にて「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」を開催中。最新写真集に『Eternity in a Moment vol.1-3』。

https://mikaninagawa.com

 

主な展覧会
– グループ展「I’M SO HAPPY YOU ARE HERE」Palais de l’Archevêché 2024年
– グループ展「Tokyo: Art & Photography」アシュモレアン博物館20021年‐2022年
– 「MIKA NINAGAWA INTO FICTION / REALITY」北京時代美術館2022年
– 「蜷川実花展」台北現代美術館(MOCA Taipei)2016年

 

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EiM プロフィール
エイム[Eternity in a Moment]
– 写真家・映画監督の蜷川実花と、データサイエンティストの宮⽥裕章、プロダクションデザイナーのENZO、クリエイティブディレクターの桑名功、照明監督の上野甲子朗らで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動する。
– 主な作品発表に、「胡蝶の旅 Embracing Lights」(安⽐ Art Project、2022年)、蜷川実花「残照 / Eternity in a Moment」(⼩⼭ 登美夫ギャラリー 前橋、2023年)、「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」(TOKYO NODE、2023–2024年)、「蜷川実花展 with EiM:儚くも煌めく境界」( 弘前れんが倉庫美術館、2024年)、「深淵に宿る彼岸の夢」(森の芸術祭 晴れの国・岡山、満奇洞、2024年)など。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。