アウディ ジャパンは7月11日、今年1月に発表したバッテリー式電気自動車(BEV)の「Audi Q4 e-tron / Q4 Sportback e-tron」について、一充電走行距離がアウディ最長(現時点)となる576km(WLTCモード)で国土交通省の認証を取得したと発表した。
アウディのBEVである“e-tronファミリー”初のプレミアムコンパクトSUVとなる「Q4 e-tron / Q4 Sportback e-tron」は、世界的に人気のコンパクトSUVセグメントに導入される、同社の電動化戦略に於いて重要な役割を担う戦略的モデル。
日本国内で今年1月17日に発表された同モデルは、今年秋の発売に先駆けて、2月より全国110カ所のe-tronディーラーで予約注文を開始。予約注文活動の「Audi Q4 e-tron Roadshow(アウディ・キューフォー・イートロン・ロードショウ)」では、来場客から、そのデザインや先進的なテクノロジーについて、非常に高い評価を得ていると云う。
アウディジャパンの電動化戦略
アウディジャパンは、「e-tron / e-tron Sportback」、「e-tron GT / RS e-tron GT」に続くBEVモデルとして、「Q4 e-tron / Q4 Sportback e-tron」を今年1月に発売。また、今年3月には「e-tron S / e-tron S Sportback」も導入し、現在8車種のe-tronモデルを販売。2024年までに15車種以上のBEV導入を予定するなど、持続可能なプレミアムモビリティを提供する企業への変革を続けている。
またこれに伴い、電気自動車の充電環境を拡充すべく、急速充電器の導入を進め、今年度には全国のアウディディーラーに、52基の150kW急速充電器を段階的に設置することを計画。4月にはポルシェジャパンと、日本国内での急速充電器のネットワーク拡充を促進する業務提携による「Premium Charging Alliance(プレミアムチャージングアライアンス)」事業についても発表、使用可能な150kW急速充電器を、両社合せて102基(ポルシェターボチャージャー50基)とし、今後、より高い利便性を実現するとしている。
アウディジャパンではさらに、BEVの販売提案力の向上のため、「e-tron資格認定制度」の運用を開始。認定制度では、全国のアウディe-tron店すべての新車セールススタッフを対象に、プロダクトに関する深い知識や充電、インフラ、販売プロセスなど、BEVに関する様々な学習や、習熟度の確認とケーススタディ、2度に亘る試験を実施することで、ユーザーが安心して購入、所有することができるよう、サポート体制を強化していくとしている。
■(アウディ)Q4 e-tron:https://www.audi.jp/e-tron/special/q4_roadshow/
■(アウディ)e-tron:https://www.audi.jp/e-tron/