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2024年10月7日【MaaS】

アウディ、紀尾井町の急速充電30分無料体験キャンペーン

坂上 賢治

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キャンペーン期間は、2024年10月7日から11月17日まで

 

アウディ ジャパンは、今年4月にオープンしたAudi charging hub(アウディ チャージング ハブ) 紀尾井町の超急速EV充電器を無料体験できる「急速充電30分無料体験キャンペーン」を10月7日より11月17日まで実施する。

 

Audi charging hub 紀尾井町では、オープンから約5カ月間での利用回数が1,200回を超え、多くのEVユーザーに超急速充電の速さを体験した。今回のキャンペーンでは、これまでよりも更に幅広い電気自動車ユーザーに、PowerXアプリを使った快適な超急速充電体験をして貰うことを目的としている。

ちなみにAudi charging hub 紀尾井町は、アウディが2024年4月26日より運用を開始した蓄電池を備えた急速充電施設で、アウディが欧州外では初めて、世界では7拠点目として設置した急速充電施設だ。

 

超急速EV充電器2基4口を備え、4台同時に充電が可能、1台につき最大150kWという急速で充電ができる。同チャージングステーションでは、あらゆる電気自動車ユーザーを対象にしている一方で、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェの電気自動車オーナーを対象としたPCA(プレミアム チャージング アライアンス)のメンバーは、他の施設と変わらないメンバー価格での充電も可能となっている。

 

アウディでは、「今回のキャンペーンでは、全ての電気自動車ユーザー様にPowerXアプリを使った快適な超急速充電体験をして頂くことを目的としております。ご利用に際しては、PowerXのアプリをダウンロードしていただき、Audi charging hubの会員登録をしていただく必要があります」と利用方法について説明している。なお充電器は充電規格「CHAdeMO 2.0.1」に対応。CHAdeMOアダプターの利用はできない。

詳細は以下ウェブサイトからも確認できる。
Audi charging hub|Audi e-tronスペシャルサイト

 

 PowerXアプリダウンロードページ:
iPhone :https://apps.apple.com/jp/app/PowerX/id1620810916
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.powerx.powerx

 

通常時(キャンペーン除く)料金プラン(従量課金制)
– Premium (再生エネルギー100%) :105円 / kWh
– Regular (再生エネルギー70%) :95円 / kWh
– Economy (系統電力/従来の発電方法) :85円 / kWh

 

充電方法
市. Download
スマートフォンに「PowerX」のアプリをダウンロード。
2. Registration
お客様情報、車両識別番号(VIN)、クレジットカード情報などを登録。
3. Reservation
Audi charging hubを検索し、空いている時間を選択し予約。
4. Charge&Pay
アプリで充電スタート/ストップ。お支払いもアプリで完了。
※PCAメンバーで、従量課金制での利用、および「急速充電30分無料体験キャンペーン」利用を希望する場合はアプリへの登録が必要。キャンペーン期間中も従来通りPCAアプリを利用し、PCA料金での利用も可能。

 

Audi charging hub 紀尾井町
Audi charging hub 紀尾井町は、蓄電池を備えた超急速EV充電器を2基4口設置。この充電器は、2023年1月20日に発表したパワーエックスとの事業提携に基づき、パワーエックス社製の蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger(ハイパーチャージャー)」を採用している。

 

1基につき2つのポートを持ち、電気自動車2台同時の急速充電が可能で、1台充電時の最大出力は150kW、2台同時の場合は1台当たり最大120kWの高出力で充電が行える。

 

また充電需要の低い時間帯に内蔵の蓄電池にカーボンニュートラルの電気を蓄えることで、充電需要が高まる時間帯に急速充電の提供を可能にしている。更にAudi charging hub 紀尾井町の屋上には、太陽光パネルを設置し、Audi charging hub 紀尾井町の運営に必要な電気を補い、脱炭素に貢献しながら、電気自動車ユーザーにより高い利便性を提供する格好となっている。

 

アウディ、ポルシェ、フォルクスワーゲンの3ブランドのオーナーを対象としたPCAのメンバーは、Audi charging hub 紀尾井町の1基2口をPCAメンバー専用充電器として設置し、メンバーは優先的に利用できる。

 

今後、PCAメンバー向けには予約システムを導入し、待ち時間のないよりプレミアムなサービスを提供する予定。なお現在PCAメンバー数は6,800名を超え、PCAメンバー向け最大150kWの急速充電ネットワークは、年内に全国400基の設置を目指している。

 

所在地 :東京都千代田区麹町5丁目7番15
運営時間:年中無休 24時間利用可能

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。