オークネットは9月14日、オークネット総合研究所による、「コロナ禍のレンタルバイクに関する消費者意識調査」の回答結果について発表した。
コロナ禍におけるバイク利用機会の変化は、約7割が「変わらない」、2割が「増えた」と回答、また、コロナ禍でバイクの利用機会が増えた理由は、「3密を避けた移動手段」、「3密回避のレジャー(ツーリング)」が共に過半数越えるといった結果となった。
また、バイク免許を保有していても、日々の生活シーンにおける利用機会の少なさや、自転車や車で十分などの理由でバイクを保有していない人が多いものの、レンタルバイクの利用理由として、ツーリング・旅行などの趣味としての一時利用が大半ながら、日常生活(買い物、通勤通学)や購入前の試乗などの目的においても一定のニーズがあることがうかがえた。
さらに、レンタルバイク利用者の8割以上で「バイクの購入意欲が出た」およそ4割で「実際にバイクを購入した」という結果となり、レンタルバイクの利用経験がバイクの購入にも寄与していることが判明した。
■アンケート結果概要
・コロナ禍におけるバイク利用機会の変化は、約7割が変わらない、2割が増えたと回答した。
・コロナ禍でバイクの利用機会が増えた理由は、3密を避けた移動手段として必要になったと7割が回答した。
・バイク免許保有者のうち7割強が、現在自身のバイクを保有していないと回答し、保有しない理由の上位3項目は「利用する機会がない」「自転車や車で十分」「金銭面の負担」だった。
・レンタルバイクについて「知っている」と全体の5割弱が回答し、認知している人のうち2割強が「利用経験がある」と回答した。
・レンタルバイクの利用目的の上位3項目は「ツーリング、旅行等の趣味利用」「買い物」「通勤・通学」だった。
・レンタルバイクの利用がきっかけで「購入意欲が出た」と全体の8割以上が回答した。
■実施概要
調査方法:原付免許、小型二輪免許、普通二輪免許、大型二輪免許のいずれかを保有している20歳以上の男女 834人を対象にインターネット上にて実施
調査期間:2021年8月20日(金)~2021年8月21日(土)
回答数:660人
調査企画:オークネット総合研究所