株式会社アスパークは、自社開発の新しいハイパーカー『OWL SP600』が2024年6月8日に最高速度438.7キロを達成し世界最速の電気自動車となったことを(6月20日)明らかにした。
これは、ドイツのパーペンブルグ自動車試験場(ATP)でテスト走行が行われた。全電動バッテリー駆動の新しいモデルのハイパーカー『SP600』は、最高速度の世界記録を更新するために、風洞検証や数回のトラック走行テストを含む一連の仮想および物理的テストを経てきた。
タイヤ市場をリードするブリヂストン社は、420km/h以上の速度に達するだけでなく、アスパークの車両重量と空力ダイナミクス等に対応しOWL SP600用にカスタマイズされたPOTENZA RACE(ポテンザ レース)タイヤを開発した。
なおアスパーク社では、「既に2023年5月24日、英国で弊社ハイパーカー『アウル』の新記録を樹立していて、世界記録の樹立は新しいことではありません。
SP600モデルは、『アウル』を進化させたもので、最高速度を追求し開発されました。これは弊社のビジョンを達成するための通過点にすぎません。
弊社は、世界一のスペックを備えたEVハイパーカーを創造することで、ハイパーカー業界に新たな可能性をもたらすことを常に目指しております」と話している。