阿佐海岸鉄道と徳島県は、2020年度に定期運行を始める世界初の「DMV(デュアル・モード・ビークル)」を、11月30日(土)から12月22日(日)まで、京都鉄道博物館で特別展示する。なお関西でのDMVのPR展示は、今回が初となる。
DMVは、マイクロバスの後輪内側のタイヤの間隔と線路(レール)の幅がほぼ同じであることから着想を得て作られた、道路と線路のどちらも走ることのできる車両。
鉄道モード時には、前後の鉄輪を降ろしてクルマの前輪を浮かし、レールに乗せた後輪内側のタイヤで駆動、制動を行う。なお、鉄輪は脱線防止のガイドとして使用される。
運転は、バス同様にアクセルとブレーキで行うが、ハンドルはロック。非常時のみバック可能で、バス・列車モードの切り替えは、10~15秒程で完了する。
[展示車両と展示場所]
<展示期間>
2019年(令和元年)11月30日(土曜日)から12月22日(日曜日)まで。
※休館日を除く。
<展示場所>
本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリアならびに扇形車庫内。
※日によって展示する場所が変わる予定。詳細は、追って告知される。
<展示車両>
DMV(デュアル・モード・ビークル)1両。
※注釈:輸送上の都合により展示を中止する場合がある。詳しい内容は、改めて告知される。