NEXT MOBILITY

MENU

2020年10月24日【SDGs】

アラムコ・アジア・ジャパン、「石油の世界館」刷新を祝福

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

アラムコ・アジア・ジャパン(以下AAJ)は10月24日、「石油の世界館」のリニューアル記念式典に出席した。

 

 

同館は改修工事を終え、同日より一般公開が再開されている。新潟市秋葉区(旧・新津市)にあり、石油産業にスポットを当てた日本で唯一の博物館だ。サウジアラムコ(アラムコ)の「豊かな知識社会の創出」というコーポレートビジョンに基づくCSRプログラムの一環として、AAJは新潟市と連携協定を締結し、同館をひらめき、発見、そして学びの場とすることで来館者がより豊かな体験を得られるよう、支援を行った。

 

 

新津は17世紀に日本に石油産業が誕生した地であり、20世紀初頭にその原油産出量が最盛期を迎えた時期には、国内の近代化、工業化に大きく貢献した。リニューアルした同館では、石油産業のさまざまな側面が、ビデオ、写真、パネル展示、原油採掘・精製工程のレプリカなどを用いて展示される。展示物の作業工具の中には、新津油田の長い歴史の中で実際に使用されていた歴史的価値の高いものも含まれている。

 

 

式典に出席したAAJ代表取締役社長オマール アル アムーディは、同館の再開に対する祝辞を述べた。新潟市長中原八一氏は、市を代表してアラムコの支援に対する感謝の言葉を述べ、「今回のリニューアルを機に、より多くの方に、秋葉区の魅力の1つである石油文化の歴史に触れていただき、交流人口の増加を図るとともに、ここ新津丘陵の自然豊かな里山環境や石油産業遺産の保全と活用に取り組んでいきたいと考えています」と締めくくる。

 

 

式典には、新潟市議会議長佐藤豊美氏を含む複数の市議会議員、そして同館のさまざまな活動に関わる人々が集った。また、同館への支援活動を称え、日本国天皇よりアラムコに授与された紺綬褒章が、式典に併せ、中原市長よりアムーディに伝達された。

 

 

 

■アラムコ・アジア・ジャパン:https://japan.aramco.com/

 

■サウジアラムコ(アラムコ):www.aramco.com

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。