アプリリアは1月8日、新型トゥオーノ660を自社Webサイトで公開した。新型トゥオーノ660は、トゥオーノV4を継承するミドルクラスのエンジンを搭載したモデル。適度なパワーとライトウェイト性を兼ね備え、様々なライダーにとって優れたパフォーマンスを発揮する。洗練されたシャーシと電子制御デバイスはトゥオーノV4から直接引き継がれている。
アプリリアはサーキット用に作り上げられたスーパースポーツモデルをベースにしたネイキッドスポーツバイクを生産した初のメーカーであり、様々なトゥオーノが1000cc V型2気筒エンジンを採用し、その後にV4エンジンにおいて比類のないライディングフィールとパフォーマンスを実現している。
新世代のモーターサイクルファンに提案する
多様なスポーツ性、快適性、そして楽しさ
トゥオーノ660は、新型アプリリア RS 660をベースとし、高度なテクノロジーを特徴とするネイキッドスポーツバイクでありがながら、アップライトな乗車姿勢によるライディングポジション、そして自然で快適な乗り心地によって、よりストリートや日常における使用を可能にしている。
また、トゥオーノ660とRS 660は、主なプロジェクト目標を共有している。95馬力で車両重量183 kgというストリート上で楽しめる最適なパワーウェイトレシオを実現し、初心者だけでなく、サーキット走行も楽しむことが可能な高いレベルのネイキッドスポーツバイクとなった。
コンセプトブラック
アグレッシブでスポーティなスタイルは、駐車時でさえダイナミックなスポーティさが強調される。RS 660と同様に、新型トゥオーノは風洞における詳細な研究から生まれたダブルフェアリングとエアロダイナミクス機能というコンセプトだけでなく、DRLライトを搭載したトリプルLEDヘッドライトを採用している。
また、ライトウェイトにこだわり、ダイキャストアルミニウムのフレームとスイングアームで作られた高い質感と構造を誇る。調整可能で独自のセッティングのKYBサスペンションシステムも搭載している。
高い位置にあるハンドルバーやシャーシのディメンションは、トゥオーノ660とRS 660では違いがあり、フォークプレートのオフセットの違いによってコントロール性、反応性、そして機敏なハンドリングを実現した。
イリジウムグレー
アシッドゴールド
エンジンはスウィングアームの軸受け要素として使用されており、コンパクト、軽量かつ高剛性を可能とする。最新の小型かつ軽量な直列2気筒エンジンは、270°の点火タイミングによってライダーが望むキャラクターと迫力を演出。ファイナルドライブはRS660よりもショート化し、反応性と俊敏性を実現する。
電子制御デバイスもトップクラスであり、多くのスーパーバイクを上回る。ライド・バイ・ワイヤ電子制御スロットルではマルチレベルトラクションコントロール、ウィリーコントロール、クルーズコントロール、エンジンブレーキ、選択可能なエンジンマップ、そしてABSシステムを含むAPRC電子制御システムの最適な管理ができる。カラーTFTメーターを通じて全ての電子制御システムを簡単に管理するために、アプリリアは5つのライディングモード(3つはストリート用、2つはサーキット向け)の微調整を行なった。ライダーは自身のスタイルに合ったオプションをカスタマイズすることができる。
トゥオーノ 660はコンセプトブラック、イリジウムグレー、そしてRS660でも採用し、新たなスタイルを打ち立てる新色のアシッドゴールドという3つのカラーを設定している。
■アプリリア ジャパン
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