日産自動車は10月9日、役員体制の変更を以下の通り発表した。
[役員体制の変更]
ハリ=ナダ氏が、専務執行役員・シニア アドバイザーとして特命業務を担当。引き続き代表執行役CEO代行の山内康裕氏にレポートする。
日産は、カルロス=ゴーン元会長らによる不正行為の内部調査に、ハリ=ナダ氏が不当な関与をした事実はないことを確認。今回の変更は、無用な疑義を招かないようにするため、また、今後の訴訟対応等、会社として対処すべき重要な課題に取り組む役割を担うためのものであるとしている。
また、これに伴い、執行役副社長の川口均氏が、従来のCSO(チーフサステナビリティオフィサー)、グローバル渉外、グローバル広報、コーポレートサービス、環境/CSR、IPプロモーション、コーポレートマネジメントオフィスの担当に加え、コーポレート アドバイザリー オフィス、法務室、知的財産部、チーフセキュリティーオフィスを担当。引き続き代表執行役CEO代行の山内康裕氏にレポートする。