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2019年5月23日【共有経済】

akippa、駐車場シェアリングの定額サービス開始

NEXT MOBILITY編集部

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akippaは、5月23日、同社が運営する駐車場予約アプリ「akippa」において、国内初の「定額利用サービス」を開始することを発表。

同日に先行リクエスト受付を開始し、6月20日(木)よりサービスを開始する予定だ。

 

 

akippaは、契約されていない月極駐車場や個人宅の車庫・空き地・商業施設など空いているスペースを15分単位、1日単位でネット予約して駐車できるシェアリングサービスだ。現在、予約駐車場サービス・駐車場シェアサービスで業界1位となる駐車場拠点数を確保しており、2018年11月には、会員数が100万人を突破している。

 

 

今回、そのakippaで提供を開始する「定期利用サービス」は、ユーザーが希望する場所、金額などの条件に合致する駐車場をakippaが探し、マッチングが成立するとユーザーはその駐車場を毎日利用できるというもの。

 

空いているスペースを活用するため、従来の駐車場などに比べ安く利用することが可能。通勤や通学、工事など曜日限定でのニーズも想定し、「平日プラン」「毎日プラン」の2プランを提供する。

 

 

■「定期利用サービス」概要

サービス開始日:
・ユーザーリクエスト開始:2019年5月23日(木)
・マッチング機能開始:2019年6月20日(木)

URL:https://www.akippa.com/regular/request/

 

 

利用方法:
1. ユーザーが専用ページから希望条件をリクエスト
2. akippaが希望条件にあう駐車場を探して候補をオファー提示
3. ユーザーがオファーを決定しマッチングが成立
4. 契約・決済登録し、利用開始

 

サービス区分:
・平日プラン:祝日を除く月〜金
・毎日プラン:土日祝を含む毎日

 

 

 

■「定期利用サービス」の特徴


特徴1.比較的安価で利用可能

 定期利用サービスでは、ユーザーのリクエストに沿った駐車場をakippaが探し提案するため、希望条件に近い駐車場が提示される(条件によっては、応えられないケースもある)

また、月極駐車場では一般的に敷金・礼金などの初期費用がかかるが、期間保証がないため、必要な期間だけ、原則初期費用なしで利用可能。

 

 

特徴2. ユーザーはリクエストを送信するのみ

 ユーザーは、利用したいエリアや期間、金額などの希望条件をWeb上からリクエスト。Akippa側はその条件に近い駐車場を複数提示し、ユーザーが契約したい場合にマッチングが成立、希望日から定期利用が可能となる。なお、マッチング機能は6月20日から提供開始予定。

 

 

特徴3. あらゆる種類の未使用駐車場が活用可能

従来のakippaでは、無人機械式駐車場は鍵の受け渡しなどができないことから貸し出しができていなかった。

無人機械式駐車場は高さやその他の制約から空きも多いほか、メンテナンスにコストがかかることから、空きスペースの活用方法が模索されていた。

今回の定期利用サービスでは、事前にユーザー・オーナー間で鍵の受け渡しを行えるため無人機械式駐車場の利用が可能に。これにより、あらゆるタイプの駐車場のシェアリングが可能となった。

 

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。