アイシンは2月21日、インドネシアの関連子会社3社が、関西電力が出資するラジャマンダラ水力発電所で発電された電力の再エネ価値を再エネ証書「I-REC」として購入し、インドネシアで使用する電力の一部を再生可能エネルギー由来で運営すると発表した。
アイシンでは、2050年カーボンニュートラルの実現を目指して、世界の各地域で積極的に再生可能エネルギーの導入を進めており、インドネシアでの「I-REC」の適用は初となる。
「I-REC」の導入により、2021年度のインドネシアでの電力使用量の約20%が再生可能エネルギー由来となり、他のインドネシアの関連子会社でも順次導入することで、2025年度までに再生可能エネルギー由来の割合を約70%まで高めていくという。
将来的にアイシングループ全体のCO2排出量を2021年度から2025年度までの累計で、約32万t削減できる見込み。
また、2021年2月からタイの関連子会社でも「I-REC」を導入しており、2021年度のタイでの電力使用量の約17%が再生可能エネルギー由来となる予定だとしている。
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