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2022年2月25日【人事】

アイシン、2022年4月と6月総会日付の役員体制

NEXT MOBILITY編集部

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アイシン・ロゴ

アイシンは、2月25日開催の取締役会で、2022年4月1日および6月の定時株主総会日付の役員体制について決議・内定し、組織変更と併せ、同日、発表した。

 

 

役員体制変更の目的

 

アイシンは、経営理念である『“移動”に感動を、未来に笑顔を。』を体現する企業を目指し、物理的な移動の進化に貢献するだけでなく、人々の「心」を動かすようなあらゆる“移動”体験を世界中の人々に提供すると共に、クルマの電動化やエネルギー関連事業など、様々な技術開発に挑戦することで、カーボンニュートラルをはじめとした社会課題に対して具体解を示し、感動と笑顔にあふれる社会を実現するソリューションカンパニーへの変革を目指していると云う。

 

そこで今回、新たな時代に於いて持続的成長と中長期的な企業価値の向上を実現できる体制への変革と経営の意思決定、そして業務執行のスピード加速を目的として新たな役員体制を構築する。

 

<役員体制変更のポイント>

 

・経営の意思決定と業務執行のスピード・レベルアップをめざし、執行体制に於ける意思決定階層の削減を行うとともに、CxOの位置づけを強化。

 

・社外からの期待も踏まえた、持続的成長と中長期的な企業価値の向上を実現できる体制への変革を目指し、取締役会の世代交代と社外取締役比率の拡大により監督機能を強化。

 

・2022年6月以降、社内取締役の減員を行い、取締役8名体制へ移行予定。

 

 

[役員制度の変更]

 

①経営の意思決定と業務執行のスピードアップを目指し、執行体制に於ける意思決定階層の削減を行うために、現副社長層の管掌分野を廃してプレジデント・本部長・センター長に権限移譲。「副社長執行役員」は「執行役員」に一本化。

 

②グループ大での方向づけや課題解決をよりレベルアップしていくため、全社横断的な重点テーマを責任を持って推進してきたCxOにグループ全体を俯瞰した視点から社長を補佐していく役割を追加。

 

・全体リソースの最適配分と収益最大化を役割とするChief Administrative Officer (CAO) を追加。

・社長代行や対外的な対応を考慮し、副社長職を1名設置。

 

 

[役員の異動]

 

1.2022年4月1日付

 

・執行役員の異動
<氏名、新役職、現役職>
– 伊藤慎太郎、取締役・執行役員、取締役・副社長執行役員
– 水島寿之、執行役員、副社長執行役員
– 鈴木研司、取締役・執行役員、取締役・副社長執行役員
– 山本義久、執行役員、副社長執行役員
– 立松敬朗、退任、副社長執行役員
– 小林久訓、退任、執行役員
– 黒柳美明、退任、執行役員

 

2.2022年6月株主総会日付(定時株主総会および終了後の取締役会、監査役会を経て正式決定)

 

・取締役の異動
<氏名、新役職、現役職>
– 山本義久、取締役・執行役員、副社長執行役員
– 豊田幹司郎、退任、取締役会長
– 伊勢清貴、退任、取締役副会長

 

・監査役の異動
<氏名、新役職、現役職>
– 柏木勝広、社外監査役、─
– 髙須光、退任、社外監査役

 

3.2022年4月1日付役員体制と6月株主総会後の役員体制

 

(1)2022年4月1日付

 

・取締役(9名) ◇=代表取締役
– 取締役会長 豊田幹司郎
取締役副会長 伊勢清貴
取締役社長 吉田守孝
取締役 鈴木研司
取締役 伊藤慎太郎
– 社外取締役 原口恒和
– 社外取締役 濵田道代
– 社外取締役 新誠一
– 社外取締役 小林耕士

 

・監査役(4名)
– 常勤監査役 三矢誠
– 常勤監査役 加藤清美
– 社外監査役 髙須光
– 社外監査役 上田純子

 

(2)2022年6月株主総会後

 

・取締役(8名) ◇=代表取締役
取締役社長 吉田守孝
取締役 鈴木研司
取締役 伊藤慎太郎

– 取締役 山本義久
– 社外取締役 原口恒和
– 社外取締役 濵田道代
– 社外取締役 新誠 一
– 社外取締役 小林耕士

 

・監査役(4名)
– 常勤監査役 三矢誠
– 常勤監査役 加藤清美
– 社外監査役 上田純子
– 社外監査役 柏木勝広

 

 

[組織の変更]

 

①事業企画部の新設

2030年を見据えたグループ全体の事業戦略の策定と実行を強力に促進していくため、関係会社統括部と総合企画部の一部を統合し、事業企画部を新設。合わせてERM部を総合企画部に統合

 

②安全健康推進部の本部間移動

安全および健康という会社経営にとって基盤となるテーマであるため、安全健康推進部をグループ人事本部からグループコーポレート基盤本部に移動

 

 

[管掌変更(2022年4月1日付)] (合計15名)※変更がある場合のみ記載

 

(1)役員の管掌変更(6名)
新職、旧職、継続職、氏名>
執行役員,副社長,Chief Administrative Officer、副社長執行役員,社長補佐,グループ経営本部・グループ経理本部・グループ人事本部・中国管掌、取締役,監査部 担当、伊藤慎太郎

 

執行役員、副社長執行役員,社長補佐,グループコーポレート基盤本部・グループ生産管理本部・グループ生産技術本部・北中南米管掌,パワートレインカンパニー Advisor、Chief Carbon Neutral Officer,カーボンニュートラル推進センター センター長、水島寿之

 

執行役員、副社長執行役員,社長補佐、Chief Software & Digital Officer,DX戦略センター センター長,CCSカンパニー President、鈴木研司

 

執行役員、副社長執行役員,社長補佐,欧州管掌、Chief Electric Strategy Officer,パワートレインカンパニー President、山本義久

 

パワートレインカンパニー Vice President、豪亜・インド地域本部 本部長,AISIN ASIA PACIFIC Co., Ltd. 取締役社長、執行役員、仲家浩司

 

– ━、グループ人事本部 本部長、執行役員,グループ経理本部 本部長、川崎有恒

 

(2)本部長・副本部長の管掌変更(6名)
新職、旧職、継続職、氏名>
グループ人事本部 本部長、グループ人事本部 副本部長、 、中村武司

 

走行安全カンパニー Vice President、グループ生産技術本部 担当、─、鈴木文彦

 

グループコーポレート基盤本部 本部長、グループコーポレート基盤本部 副本部長、 、松井克行

 

豪亜・インド地域本部 本部長、AISIN ASIA PACIFIC Co., Ltd. 取締役社長、グループ生産管理本部 副本部長、─、北里憲之

 

イノベーションセンター センター長 グループ技術開発本部 副本部長、─、グループ技術開発本部 担当、筒井洋

 

グループ人事本部 副本部長、グループ経営本部 担当、グループ人事本部 担当、中村裕司

 

(3)退任役員(3名)
新職、旧職、継続職、氏名>
退任、副社長執行役員,社長補佐,グループ営業本部・グループ調達本部・豪亜・インド管掌、─、立松敬朗

 

退任、執行役員,パワートレインカンパニー Vice President、─、小林久訓

 

退任、執行役員,グループコーポレート基盤本部 本部長、─、黒柳美明

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。