NEXT MOBILITY

MENU

2024年12月26日【イベント】

AirX、相模原市で空飛ぶクルマの実証フライトを実施

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

旅行手配・航空運送代理事業社で現在は空飛ぶクルマ事業にも取り組むAirXは、来たる2025年1月26日、神奈川県相模原市主催の「相模原SDGs EXPO」に出展し、神奈川県内初めてとなる空飛ぶクルマの実証フライトを実施する( AirXから1月14日付けでの追加発表があり、デモ飛行は中止となった。但し、空飛ぶクルマの機体展示およびVR飛行体験は実施される )

 

上記、相模原SDGs EXPOとは、神奈川県相模原市で行われる持続可能な社会の実現に向けた取組のひとつ。そもそも相模原市は、令和2年に内閣府から「SDGs未来都市」に認定されていることから、SDGsの達成に向けた機運を醸成し、企業や団体、市民一人ひとりの行動を促すためのオープンイベントとして市制施行70周年記念としての「相模原SDGs EXPO」を、令和7年1月25日(土)、26日(日)に開催する。

 

その内容は、身近な「食」をテーマにSDGsを考えるトークセッションや、「空飛ぶクルマ」をはじめとする次世代モビリティなどの未来技術体験、吉本興業芸人による特別ステージ「よしもとX SDGs」など、2日間合計で100を超えるさがみはらSDGsパートナー等のブース出展が予定されている。

 

写真は茨城県つくば市での実証フライトの様子(2024年3月)

 

同イベントを舞台に空飛ぶクルマの実証フライトを行うAirXは近年、ヘリコプター、プライベートジェットに限らず、空飛ぶクルマと呼ばれる次世代航空機(eVTOL)の仕入れから販売、ヘリポートの設置・運営など、次世代のエアモビリティの供給源となるインフラ構築を目指している。

 

 

例えばヘリコプター遊覧やチャーター便を手軽な価格で提供。国内最多となるヘリコプターフライト実績数も重ねてきている。もとより同業務以外に予約管理、在庫管理、運航管理のシステム開発なども行っている。

 

さてそんな同社は、今回の実証フライトが県内初の飛行となるだけでなく、市街地や駅前エリアでの運用を想定した初めての試みとになると謳っている。同社はこの取り組みを通じて、空飛ぶクルマの安全性や運用可能性、そして市民の理解促進を図っていき、将来的には、リニア中央新幹線の接続を見据え、地域への2次交通を担うなど、都市部に於ける新たな移動手段の実現を目指し、持続可能なモビリティ社会の構築に貢献していきたい考えだ。

 

 

「相模原SDGs EXPO」空飛ぶクルマブースの出展詳細は以下の通り

 

日程:2025年1月26日(日)
相模原SDGs EXPO 開催時間:10:00~15:30

1. 実証フライト
2. シート搭乗体験および記念撮影会
3. VRによる遊覧体験

 

1.実証フライト
神奈川県内および市街地・駅前エリアで初めてとなる空飛ぶクルマの実証フライトを開催する(航空局へ認可申請中)。
・フライトスケジュール:10:30、11:30、13:00、14:00、15:00
・使用機材:EHang社 EH216-S
・注意事項:雨天荒天時は中止となる。

 

2.シート搭乗体験および記念撮影会
本実証フライトで使用する空飛ぶクルマ「EH216-S」を間近で眺められる他「空飛ぶクルマ のシート搭乗体験」を開催する(実際の飛行はおこなわない)。
・開催時間:フライト前後を予定。
・定員:1度につき2名まで
・特典:スタッフが写真撮影を行う。

 

 

3.VRによる遊覧体験
Eve Air Mobility社の提供によるVRを通じて、空飛ぶクルマに乗っているかのような臨場感を愉しめる環境を用意する。具体的には世界各国の景勝地の上空を擬似飛行でき、離陸から着陸までの一連のプロセスをリアルに体験できるものとする。
・開催時間:10:00~15:30
・注意事項:乗り物酔いしやすい方は注意されたい。

 

開催場所
相模総合補給廠一部返還地
住所:神奈川県相模原市中央区小山2651番3外
アクセス:JR横浜線「相模原駅」北口より、徒歩約10分
※会場前の東西道路の交通規制が実施される。(9:00~16:00)

 

さがみはらSDGsパートナーの概要は以下URLの通り:https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/partner

 

会社名:株式会社AirX
住所:東京都千代田区麹町6-6-2 麹町ビルディング5F Wework 麹町
設立:2015年2月23日
代表取締役:手塚 究
事業内容:旅行手配事業、航空運送代理事業
会社URL:https://airx.co.jp
サービスURL:
[AIROS]: https://airos.jp
[AIROS Skyview]: https://skyview.airos.jp

採用関連ページ:https://career.airx.co.jp
公式Twitter:https://twitter.com/airos_skyview
公式Instagram:https://www.instagram.com/airos_skyview

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。