あいおいニッセイ同和損害保険は7月2日、ZMPとの資本業務提携を発表した。
今回、両社は、自動運転技術を活用したモビリティサービスの普及に向けて、安全・安心な運行を実現する両社の商品・サービスを共同で提供することに基本合意し、資本業務提携をした。
高齢化・過疎化の進行による地域の交通課題を解消するため、様々な業界・自治体で自動運転の実用化に向けた取組みが加速している。また、感染症の蔓延や労働力不足により、無人・非接触・非対面サービスのニーズが高まっており、今後このような動きはさらに加速すると考えられる。
あいおいニッセイ同和損害保険は、自動運転をはじめとした CASE・MaaSや、先進的な街づくりへの取組を通じ、安全・安心なモビリティ社会・街づくりへの貢献を進めている。また、2016年より地方創生プロジェクトを立ち上げ、地域の「まち・ひと・しごと」にメニューを提供している。
ZMPは、自動運転技術を持ち、またその技術を活用した様々な自動運転ロボットを開発・提供するなど、今後高まるニーズにマッチした商品・サービスを展開している。
同社はZMPとの協業を通じて、自動運転ロボット専用商品・サービスの共同検討を行い、データ・デジタル(DX)を活用した共通価値の創造(CSV)に資する保険商品・サービスの開発と両社商品のパッケージ化による共同展開に取り組んでいく。
また、これらの取組と地方創生取組を連動させ、過疎地等における地域交通の衰退や物流事業における人手不足といった社会課題の解決を後押しすることで、スマートシティ・スーパーシティも見据えた安全・安心でサステナブルな街づくりへの貢献を目指すとしている。