左からSC1クラスの山崎迅人選手、PN3クラスの竹本幸広選手、Dクラスの田口勝彦選手、SC2クラスの亀田幸弘選手
横浜ゴムは10月21日、自社の旗艦ブランド「ADVAN(アドバン)」装着車が「2024年全日本ダートトライアル選手権」の4つのクラスでシリーズチャンピオンを獲得したと発表した。
チャンピオンを獲得したのはPN3クラスの竹本幸広選手(YH・KYB・スラパ・GR86)、SC1クラスの山崎迅人選手(YH マックス ゲンシン ミラージュ)、SC2クラスの亀田幸弘選手(YH 栗原オート企画 インプレッサ)、Dクラスの田口勝彦選手(HKS ランサーエボリューション)となっている。
PN3クラスのYH・KYB・スラパ・GR86
山崎選手と田口選手は開幕戦から好成績を重ね、最終戦を待たずにチャンピオンを獲得。また、竹本選手、山崎選手、田口選手が昨年に引き続き2連覇を達成した。これらの選手のレース活動で横浜ゴムは、一般ダートから硬質ダート用の「ADVAN A053」をはじめ、軟質路面用「ADVAN A031」や超硬質路面用「ADVAN A036」など幅広く対応できるタイヤラインアップで勝利を支えたと謳っている。
SC1クラスのYH マックス ゲンシン ミラージュSC2クラスのYH 栗原オート企画 インプレッサ
そんな横浜ゴムは、2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク)のタイヤ消費財戦略にで、高付加価値品比率の最大化を掲げており、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、「ウィンタータイヤ」などタイヤ拡販に取り組んでいる。
DクラスのHKS ランサーエボリューション
その中で、モータースポーツ活動を「ADVAN」「GEOLANDAR」のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技をサポートしていく構えだという。