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2023年10月25日【イベント】

関門道が全線開通50周年。壇之浦PA等で11/12イベント開催

NEXT MOBILITY編集部

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NEXCO西日本・ロゴ

西日本高速道路(NEXCO西日本)九州支社は10月25日、E2A 関門自動車道が11月14日に全線開通して50周年を迎えるにあたり、この道路が果たしてきた役割を振り返り、その整備効果を取りまとめた。また、西日本高速道路サービス・ホールディングスの九州支社と、全線開通50周年を記念したイベントを11月12日に実施すると発表した。

 

1.全線開通50周年の振り返り(整備効果)

関門自動車道は、関門トンネル開通(1958年)によるバイパス建設促進の機運の高まりを受けて1968年に着工、1973年に全線開通した。その後、E2A中国自動車道やE3九州自動車道と一体となって、企業立地件数の増加や物流の向上、観光動向の変化などの開通効果を生み出し、沿線地域の経済・暮らしを支えている。

 

<開通効果の概要>
(1)交通動向の変化(交通量と地域間交流)
・利用交通量は開通から50年間で約4倍に増加(1973年比較)。
・大型車利用が多く、本州と九州を結ぶ貨物輸送を支援している。

 

(2)関門自動車道の整備による経済波及効果
関門自動車道の整備による経済波及効果は、50年間で約5.6兆円。

 

(3)地域生産活動の変化と流通利便性の向上
・山口県発福岡県着の自動車による工業品輸送量は、50年で約8.5倍に増加(1970年比較)。
九州発の自動車による農水産品輸送量は50年間で約2.5倍に増加(1970年比較)。

 

(4)生活圏の拡大
・福岡と本州・四国を結ぶ高速バス路線の利用者数は増加傾向にある。
・中でも下関から福岡を結ぶバスは多くの人に利用されている。

 

(5)地域観光の活性化
・関門橋は山口県・福岡県を代表する観光資源の一つとなっている。
・下関市への観光客数は増加傾向にあり、中でも約5割が九州から訪れている。

 

(6)海峡を越えた救急救命体制の拡大
救急救命の緊急時には、海峡を越えて患者を搬送するなど地域の医療を支えている。

 

2.記念イベントの開催について

11月12日(日曜)、壇之浦PA(下り線)に於いて、関門橋ライトアップ点灯式や整備効果パネル展示などをはじめとした記念イベント(※)を実施する。

 

<イベント概要>

– 日時:2023年11月12日(日曜)10:30~18:30予定
– 場所:壇之浦PA(下り線)展望デッキ特設会場
– 内容(※1):

・関門橋ライトアップ点灯式、平家太鼓等の記念イベント開催。
・整備効果パネルおよび関門メモリアルフォトコンテスト入選作品の展示など。
・記念ロゴマーク(※2)の入ったミニトートバックや国産ひのき箸(名入れ)など、関門橋開通50周年グッズを限定配布する。

 

 

※1:詳細は公式ホームページ で告知。
※2:山口県下関市と福岡県北九州市をつなぐ関門橋と日本遺産構成文化財にという想いと、地域住民への感謝の気持ちを込めて50周年を迎えたことを表現。ポスターや記念グッズ等のキャンペーン広報媒体で使用される。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。