ホンダモビリティランドは７月５日、鈴鹿サーキット（三重県鈴鹿市）で2024年に開催される「FIA F1 世界選手権シリーズ 日本グランプリレース（以下、F1日本GP）」の日程が、4月5日（金）～7日（日）に決定したと発表した。
なお、各種観戦チケットの発売は12月頃を予定。詳細については、決定次第告知されると云う。
F1日本GPの日程決定に際し、Formula 1（フォーミュラー・ワン）社長兼最高経営責任者のステファノ・ドメニカリ氏は、以下のように述べている。
「日本と鈴鹿サーキットは何十年にもわたるフォーミュラー・ワンの素晴らしいパートナーであり、私たちのスポーツに対する貢献はとても特別です。
2024年から大会日程を9月から4月に変更することで、カレンダーをより効率的かつサステナブルなものにするという私たちのアプローチをサポートしてくださったホンダモビリティランド株式会社に感謝いたします。私たちはシーズンスケジュールをロジスティック的により効果的なものにし、可能な限り不必要な移動を避けたい旨を明確にしています。一度にすべての変更を行うことはできませんが、主催者の皆様と共に、私たちは今後も正しい方向に進み続けます」。
また、ホンダモビリティランド代表取締役社長の斎藤毅氏は、以下のように述べている。
「この度フォーミュラー・ワンから世界転戦にともなう物流における温室効果ガス排出量の削減を踏まえた高効率な開催スケジュールの提案があり、F1日本GPの開催日程に関して協議を進め、持続可能な未来づくりを目指す当社のサステナビリティ基本方針にも合致することから、2024年のF1日本GPを4月に開催することに合意いたしました。
シーズン序盤の盛り上がりと暖かい春の気候の中で開催される新たな日本グランプリを、地域や行政機関
の皆様と一体となって準備してまいります。どうぞご期待ください」。