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2021年7月2日【イベント】

2021年WTSC第5戦、レクサスRC F GT3が6位

NEXT MOBILITY編集部

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TOYOTA GAZOO Racing(以下「TGR」)は7月2日、LEXUS CUSTOMER RACING マンスリーレポートを発表した。

 

今月は、米国のWeatherTech SportsCar Championshipの模様をレポートしている。

TOYOTA-GAZOO-Racing・ロゴ

WeatherTech SportsCar Championship第4戦デトロイト
Detroit Grand Prix

 

6月11日(金)と12日(土)の両日、米国ミシガン州デトロイトのレースウェイ・アット・ベル・アイル・パークでWeatherTech SportsCar Championshipの第4戦が、シリーズとして今季2戦目となるスプリント戦として行われた。このベル・アイルでの同シリーズ戦は、2020年は行われなかったものの、2019年にはLEXUS RC F GT3が1-3位フィニッシュを飾っている。

 

今季の同シリーズには、バッサー・サリバン・レーシングから2台のLEXUS RC F GT3がGTDクラスに参戦。今大会には12号車でフランキー・モンテカルボとタウンゼン・ベル、14号車は2020年の覇者でもあるジャック・ホークスワースとアーロン・テリッツのコンビで出場した。

 

予選では12号車がクラス2番手タイムをマーク。14号車はセッション中にクラッシュを喫し、最後尾12番手からのスタートとなった。

 

12日(土)の決勝レースは併催レースの遅れにより、予定よりも1時間ほど遅い午後6時過ぎに1時間40分で争われる戦いのスタートが切られた。

 

2番手からスタートを切った12号車は、序盤の上位争いの中で他車と接触し、スピン。最後尾までポジションを落とした。

 

一方、最後尾12番手からスタートを切った14号車は序盤から目覚ましい追い上げを見せ、一時は3位まで浮上。しかし、壁への接触でタイヤパンクに見舞われ予定外のピットインで後退を余儀なくされた。

 

一度は7位まで順位を落とした14号車であったが、その後追い上げを見せ5位でチェッカー。12号車が6位で続いた。レース後、上位車両がペナルティで失格となったため、最終結果はひとつずつ順位が繰り上がり、14号車が4位、12号車が5位。14号車にとって今季初のトップ5フィニッシュとなった。

 

 

 

 

– リザルト(GTDクラス)

 

 

 

WeatherTech SportsCar Championship第5戦ワトキンズ・グレン
Sahlen’s Six Hours of The Glen

 

6月24日(木)から27日(日)にかけて、米国ニューヨーク州ワトキンズ・グレンのワトキンズ・グレン・インターナショナルでWeatherTech SportsCar Championshipの第5戦が6時間耐久レースとして行われた。

 

60年代、70年代にはF1も開催された歴史あるコース「ザ・グレン」での6時間レースには、バッサー・サリバン・レーシングから2台のLEXUS RC F GT3がGTDクラスに参戦。12号車はフランキー・モンテカルボとザック・ビーチ、ロバート・メゲニスの3人、14号車はジャック・ホークスワースとアーロン・テリッツに、カイル・カークウッドが加わってのラインナップで挑んだ。

 

予選では14号車がポールポジションを獲得。12号車は6番手につけた。

 

27日(日)午前10時40分に6時間で争われる決勝レースがスタート。ポールポジションの14号車は首位を守り、6番手スタートの12号車も3位へと浮上。しかし、レース中盤には12号車はハンドリングのトラブルに見舞われ徐々にポジションダウン。

 

14号車は5時間過ぎまで首位争いを繰り広げていたが、残り1時間を切ったところで不運なタイミングのイエローコーションが出され、ピット戦略でポジションダウン。最後は激しいバトルの末に1台パスし、6位でチェッカーを受けた。14号車も6時間を首位と同一周回で走り抜き、11位でフィニッシュした。

 

 

 

 

– リザルト(GTDクラス)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。