アウディ ジャパンは7月19日、2021 SUPER GT第4戦となる「MOTEGI GT 300km RACE」の結果を発表した。

7月17（土）、18日（日）、「MOTEGI GT 300km RACE」は、ツインリンクもてぎ（栃木県1周4,801m）で開催された。当初は5月末に開催予定だった第3戦鈴鹿大会が新型コロナウイルス感染拡大の影響により、8月21、22日に延期となったことで、今大会第4戦が先行して行われることになった。予選、決勝ともに梅雨明けの真夏日のもと、感染拡大防止策をとりながら観客を迎え入れて開催され、予選と決勝の2日間で約2万人の観客が訪れた。

土曜日の予選は、気温33℃、路面温度は45℃という猛暑の中でスタート。参加車両が29台と多いGT300クラスの予選は、A組、B組の2つに分かれてQ1を行い、各グループ上位8台がQ2へと進出するノックダウン方式を採用している。

今大会、アウディ ジャパンとパートナーシップ契約を締結している#21 Audi Team HitotsuyamaはA組、チームルマンと本山 哲氏とのジョイントプロジェクト #6 Team LeMans with MOTOYAMA Racing はB組に分かれ、#21 は川端 伸太朗選手が、#6は本山選手がQ1を担当した。両チーム共にあと一歩タイムが伸びず、決勝は#21 Audi Team Hitotsuyamaは24位から、#6 Team LeMans with MOTOYAMA Racingは19位から巻き返しを図る展開となった。

日曜日午後1時10分、前日に続き快晴のもと決勝レースがスタート。#21 Audi Team Hitotsuyamaのスタートドライバーは、篠原 拓朗選手がつとめ、一時は6位までポジションをアップした。ドライバー交替ののち、川端選手は15位でコースへと復帰し、ポイント獲得目前の11位でゴール。しかし、フルコースイエロー（FCY）中の減速違反により、最終的に16位という結果となった。

＃6 Team LeMans with MOTOYAMA RacingはスタートドライバーをSUPER GTは3戦目の片山 義章選手がつとめた。9位までポジションをアップし、24周を終えたところで、本山選手にバトンタッチ。本山選手は、21位でコースへと復帰。23周を走り終え、19位完走となった。

次戦、SUPER GT第3戦は、8月21日（土）〜22日（日）、鈴鹿サーキットにて開催される予定だ。