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2025年2月12日【事業資源】

YRH、子会社3社を吸収合併へ

NEXT MOBILITY編集部

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ヤマハ発動機は2月12日、同社完全子会社の〝ヤマハロボティクスホールディングス 〟および、その完全子会社である〝新川〟と〝アピックヤマダ〟、〝PFA〟の会社統合を行うことを発表した。

 

今回の統合では、〝ヤマハロボティクスホールディングス〟を存続会社とし、同社の完全子会社である〝新川〟と〝アピックヤマダ〟、〝PFA〟を消滅会社とする吸収合併方式を予定。効力発生日(2025年7月1日)を以て、〝ヤマハロボティクスホールディングス〟は、商号を「ヤマハロボティクス株式会社」に変更する。

 

ヤマハ発動機は、この統合により、顧客の期待を超える価値創出を加速させ、半導体後工程および電子部品実装分野に於ける世界トップクラスのトータルソリューション企業を目指すとしている。

 

<統合の日程>
– 合併契約締結:2025年3月31日(予定)
– 合併期日(効力発生日):2025年7月1日(予定)

 

 

[統合当事会社の概要](2025年2月12日現在)
■ヤマハロボティクスホールディングス株式会社
– 所在地:東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー21階
– 代表者:代表取締役社長 中村 亮介
– 株主:ヤマハ発動機株式会社 100%
– 事業内容:グループ会社の経営戦略策定および経営管理。
– 資本金:1億円
– 設立:1959年

 

■株式会社新川
– 所在地:東京都武蔵村山市伊奈平二丁目51 番地の1
– 代表者:代表取締役社長 大岡 文彦
– 株主:ヤマハロボティクスホールディングス株式会社 100%
– 事業内容:半導体製造装置の研究・開発・設計・製造・販売および保守サービス。
– 資本金:1億円
– 設立:2019年

 

■アピックヤマダ株式会社
– 所在地:長野県千曲市大字上徳間90 番地
– 代表者:代表取締役社長 宮田 靖久
– 株主:ヤマハロボティクスホールディングス株式会社 100%
– 事業内容:

半導体製造装置(モールディング装置、自動化機器)および金型ならびに精密部品の設計・開発、製造、販売およびアフターサービス。

– 資本金:1億円
– 設立:1953年

 

■株式会社PFA
– 所在地:埼玉県坂戸市千代田5 丁目7 番1 号
– 代表者:代表取締役社長 飯島 芳紀
– 株主:ヤマハロボティクスホールディングス株式会社 100%
– 事業内容:

スマートフォン用/PC用/自動車用等各種電子部品・半導体実装装置/組立装置/検査装置等の設計、製造、販売および各種製造用ソフトウェアの開発、販売。

– 資本金:3億5,340万円
– 設立:1995年

 

[合併後の状況]
– 商号:ヤマハロボティクス株式会社
– 所在地:東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー 21 階
– 代表者:代表取締役社長 中村 亮介
– 株主:ヤマハ発動機株式会社 100%
– 事業内容:以下の製品/部品の研究・開発・設計・製造・販売および保守サービス。

・半導体製造装置(実装装置/組立装置/検査装置含む)。
・金型。
・精密部品。
・各種電子部品製造装置。
・各種製造用ソフトウェア。

– 資本金:1億円
– 設立:1959年

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。