LGBTQの理解を深めるための出張授業の様子
横浜ゴムの従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」は先の8月、LGBTQの人たちへの支援や理解促進に取り組む認定NPO法人「ReBit(リビット)」へ活動支援金を寄付した。
横浜ゴムはマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は100万円となった。同団体への支援は昨年に続き2回目となる。
この「ReBit」はLGBTQもありのままで未来を選べる社会を目指し、2009年12月に学生団体として設立された。現在は認定NPO法人として、LGBTQについての理解を深めるため学校・企業・自治体などへの出張授業や研修、専用教材の提供や、LGBTQを含めた多様な「ちがい」を持つ人たちへ向けたキャリア支援などを行っている。
今回の支援金は、LGBTQフレンドリーな学校づくりに向け、教育環境や相談体制の整備を支援・推進するための学校関係者向けガイドラインを作成する資金に用いられる。
「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。横浜ゴムは、この活動に対してマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。