ヤマハ発動機は7月3日、来年3月末を以て営業活動を終了し、プール事業 から撤退すると発表した。
ヤマハ発動機のプール事業は、ボート製造で実績のあるFRP加工技術を生かし、1974年に日本初のオールFRP製プールを製品化したことから始まるが、以降、スイミングスクールや幼児、レジャー、フィットネス、住宅・家庭、医療など、用途に合わせたプールを日本全国に納入。中でも20メートル以上のスクールプールの累計出荷は6,500基を超え、国内トップの実績を誇ると云う。
しかし今回、ヤマハ発動機は、現中期経営計画に於いて進めるポートフォリオ経営に沿って、既存事業や新たな成長事業へと経営資源を集中させるため、プール事業からの撤退を決定。これまでに納入したプール本体等のアフターサービスは継続するとしている。