三菱自動車工業は10月31日、1トンピックアップトラック『トライトン』がVMARKベトナム・デザイン・アワード2024の「ベスト・トランスポーテーション・デザイン」カテゴリーで金賞を獲得、表彰式に参加した。ベトナム・デザイン・アワードは、2023年『エクスフォース』が同賞を受賞して以来、2度目の受賞となった。
VMARKベトナム・デザイン・アワードは2018年に設立。ベトナム・ホーチミンを本拠地とするベトナムデザイン協会(VDAS)が主催するデザイン賞。
本年は、世界中から応募されたデザインを42名のベトナム内外のデザインの専門家が、革新性、環境保全性、アイデンティティ、機能性、コミュニティの5つの基準で審査。特に優れたデザインには金賞が授与され、今年は応募総数700件のうち金賞は19件だった。
トライトンは、1978年に発売された「フォルテ」をルーツとする1トンピックアップトラック。以来45年間で5世代にわたり約570万台を生産し、世界約150ヵ国で販売してきた。
新型トライトンは「Power for Adventure」という商品コンセプトのもとで開発を進め、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新し、2023年7月より生産工場のあるタイで販売を開始。2024年2月に日本導入。世界100か国へ順次投入してはたモデルだ。
MMV 渡邉和博氏(VMARKベトナム・デザイン・アワード2024授賞式にて)
VMARKベトナム・デザイン・アワード2024の授賞式に参加したミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパニー・リミテッドのセールス&マーケティング本部長の渡邉 和博氏は、「この賞は、ベトナムのお客様の日常に於ける冒険を三菱車がサポートし、共に歩み続けてきた30年の証だと考えております。
この度、受賞した新型トライトンは優れた品質、革新性、そして高い走破性を兼ね備えており、ベトナムのお客様のさらなる冒険を後押ししてまいります。」と述べた。
またトライトンのデザインを担当したプログラム・デザイン・ダイレクターの吉峰 典彦氏は「トライトンはピックアップトラックに求められるタフさや力強さに加え、三菱自動車らしい堅牢さを持ちながら俊敏さも併せ持つ堂々とした佇まいを表現しています。
昨年のエクスフォースでの受賞に続き、今年もVMARKベトナム・デザイン・アワードでトライトンを高く評価いただき大変光栄に思います。
今回の受賞の後押しを受けながら、より多くのベトナムのお客様にトライトンの魅力をお伝えできるよう、引き続き、邁進してまいります」と喜びを語った。
VMARKベトナム・デザイン・アワード2024 受賞ページ(英語、ベトナム語のみ)
https://www.vietnamdesignweek.org/vmark-vietnam-design-week-2024