トヨタ自動車は3月29日、日野自動車が開発・製造した平成28年排出ガス規制(ポスト・ポスト新長期規制)対象エンジン“N04C(尿素SCRシステム搭載)”を搭載する小型バス「コースター」について、燃費補償を実施すると発表した。
トヨタでは今後、日野および全国のトヨタ車両販売店とも連携して準備を進め、今夏には案内を開始する予定だと云う。
コースターは、昨年3月に実際の燃費性能が諸元値に満たないことが判明。後日、日野が「N04C(尿素SCRシステム搭載)」の燃費試験で不正を行っていたことが認定されている。
これを受けて日野は、当該車購入客への燃費補償の検討を続けてきたが、29日開催の取締役会でその実施を決定。これに伴い、トヨタでもコースターの燃費補償を実施することとした。
[補償対象](※)
– 車種:コースター、コースタービッグバン
– 台数:約3,000台
– 生産期間:2019年7月~2022年1月
– 生産工場:岐阜車体工業(株)
※全国のトヨタ車両販売店で、新車購入客が対象。
[問い合わせ先]
・フリーダイヤル:0120-685-235
(営業時間 月~金 9:00-12:00、13:00-17:00 GW・夏季・年末年始等の日野自動車の休日と、祝祭日を除く)