トヨタ紡織は9月6日、中国子会社の「広州桜泰汽車飾件(GUANGZHOU INTEX AUTO PARTS)」が、中国広州市の小虎島工業団地での新工場建設へ向けた起工式を、同日実施したと発表した。
広州桜泰では、新工場の建屋を来年9月には完成させ、2025年以降に、自動車用シートやドアトリムなどの生産を開始し、広汽トヨタ自動車に供給していく計画。今後の生産能力増強に備えると共に、広州地区の自動車部品の物流効率化と競争力向上を目指していくと云う。
[会社および新工場の概要]
<広州桜泰>
– 社名:広州桜泰汽車飾件有限公司
– 設立:2004年9月
– 所在地:広東省広州市南沙区黄閣鎮烏洲山北路3号
– 代表者:総経理 鈴木 禎信
– 資本金:2,250万 USドル
– 出資比率:豊田紡織(中国)75%/広州汽車零部件 25%
– 主な事業内容:自動車用シート、ドアトリムおよび内装品の製造、販売。
<新工場>
– 所在地:広東省広州市小虎島
– 面積:
・敷地面積:約82,000㎡
・延床面積:約55,800㎡
– 建物構造:鉄骨造地上2階建て