豊田合成は12月21日、重点市場である北米に於ける自動車部品の生産体制強化に向け、メキシコの子会社である「豊田合成イラプアトメキシコ」に約16億円(1USD=135円で計算)を投資し、生産能力を強化したと発表した。
豊田合成イラプアトメキシコでは、リアスポイラーやバンパー周辺部品といった大型塗装製品などの需要拡大に対応するため、建屋を拡張して生産設備等を導入し、12月から生産を開始。併せて、CO2排出量を従来比で約4割削減可能な成形機など最新の省エネ設備も導入。今後は、環境に配慮したモノづくりを推進していくとしている。
<豊田合成イラプアトメキシコの概要>
– 社名:Toyoda Gosei Irapuato Mexico, S.A. de C.V.
– 設立:2014年8月
– 資本金:5,950万米ドル
– 株主:
・豊田合成ノースアメリカ(グループの米州統括拠点) 91.4%
・豊田通商 8.6%
– 所在地:メキシコ グアナファト州イラプアト市
– 生産品目:内外装部品、機能部品。
– 生産開始時期(今回拡張分):2023年12月
– 面積:
・土地:約150,000㎡
・建屋:約48,700㎡(拡張前は約40,500㎡)
– 従業員数:882名(2023年10月末)
– 投資額:約16億円(1USD=135円で計算)