再エネ導入率の向上計画
豊田合成(本社:愛知県清須市、社長:小山享)は5月9日、北島技術センター(同県稲沢市)で使用する全ての電力を、太陽光、風力、バイオマスなど自然を利用して作った再生可能エネルギー(再エネ)で発電されたグリーン電力に切り替えた。
これにより、23年度のCO2排出量を前年度比で約7,000トン削減すると共に、国内の技術開発拠点(北島技術センター・美和技術センター)に於ける再エネへの切り替えが完了した。
北島技術センター
同社は、2050年までのカーボンニュートラル実現への中期目標として「2030年迄にCO2 50%削減(2013年度比)、再エネ導入率 50%」(Targets 50&50)を掲げている。
生産工程における技術革新や高効率設備の導入による「省エネ」(電力総使用量の低減)に加え、太陽光発電設備の導入、グリーン電力や、「CO2を排出しない」という再生可能エネルギーが持つ価値(環境価値)を証書化した非化石証書等の購入による「再エネへの切り替え」を進めていく。
今回の再エネ導入は、21年度の本社、いなべ工場(FCEV用高圧水素タンク工場)、みよし物流センター、22年度の美和技術センターに続くもので、今後も計画的に拡大していくと結んでいる。