鹿児島県肝属郡肝付町・福岡県糸島半島エリア・山口県周南市で活動
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(TMF/Toyota Mobility Foundation)は11月8日、地方都市のカーボンニュートラル活動を支援するべく、大学機関などと共に活動を開始した。地域ニーズに沿った施策の実現や継続・自立化を目的に、2027年度の社会実装を目指す。
現在、日本国内では7割前後の自治体がそれぞれ2050年頃を目指しカーボンニュートラル宣言をしている。達成に向けては様々な知見や技術の導入を見据えながら、地域の特徴を考慮した施策検討やその実行が不可欠だ。
そのため学識経験者の協力のもと地域ニーズに沿った施策を検討し、自治体や地域の企業・団体などと共に社会実装を目指す。具体的な活動に際しては他地域への展開も視野に、その結果を公表しより多くの地域でのカーボンニュートラル達成にも貢献していきたいとしている。
なお活動地域としては異なるCO2排出特性に着目し、以下の3地域を選定した
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活動地域_CO2排出削減の施策検討における着眼点
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– 鹿児島県肝属郡肝付町_1次産業や豊かな自然資源
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– 福岡県糸島半島エリア_ 大都市近郊の市街地
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– 山口県周南市_沿岸地域のコンビナートなど産業の集積
これら地域特性の違いも分析・考慮し活動することで、他地域への展開を図る。
また活動テーマとしてはモビリティ領域に加え、モビリティや生活に関連性の高いエネルギー領域も対象としる。既に地域の方々と活動を開始しており、取組み内容が具体化次第、順次公表していく。
他地域への展開の図