航空機・ロケット製造畑のテックササキは9月6日、アルミ製トレーラーハウス「GLOBER (グローバー) 」の販売を開始した。その特徴は航空機づくりのノウハウを活かしたコズミックな外観を持つ。
「GLOBER」のコンセプトは「長く使えて高品質なトレーラー」、「自宅のようにくつろげる空間があるトレーラー」そのような期待に応えるべく開発したという。
また、モノづくりが盛んな愛知県の複数の企業とタッグを組んで開発・製造したトレーラーハウスで、特徴的な曲面が目を引くアルミ製の堅牢な車体と、自在にカスタマイズできる内装をあわせ持つ純国産のトレーラーハウスだとし、多様な使い方に応えられる”動く家”であると謳っている。
製作に参画したのは、外装の周囲に楕円形に取り付く流線型のカバー (フェアリング) を模した部品を手掛けた輸送機工業。車内はキャンピングカーの家具づくり長けたONDが担当。ベーストレーラーはSOREXブランドで製造販売を行う両備ホールディングス が設計・製造を受け持った。
その外観は、実際に航空機・ロケットづくりに携わるスタッフが手作業でアルミ素材をリベットで結合し、継ぎ目には航空機でも用いられる気密性を高める加工を丁寧に行ったという。
対して内装にはヒノキを用いて、住宅同様の落ち着く空間を作り上げた。なお販売は、ビジネスパートナー両備ホールディングス傘下のSOREX (ソレックス) ブランドの取扱店に於ける取扱いとなり、アフターサービスも同じく全国各地のSOREXブランド取扱店が担う。
企業情報
社名:株式会社テックササキ
本社所在地:愛知県名古屋市熱田区神宮4-9-21
代表:代表取締役社長 佐々木博一
資本金:1億円
設立:1945年10月
HP:https://ssk-gp.jp/tech-sasaki