3月26日付けで東京証券取引所グロース市場への新規上場を果たしたソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)へ、スズキのコーポレートベンチャーキャピタルファンドの「(SGV/Suzuki Global Ventures)スズキグローバルベンチャーズ」が出資(同日・3月26日)した。
ちなみにソラコムは、通信プラットフォーム技術「SORACOM」を介して世界600万回線超の金融、エネルギー、インフラ、オートモーティブ、製造、農業、防災領域などを多角的に支えるIoT企業だ。
そんなソラコムとスズキは、オートモーティブ領域での電動化や自動化、コネクテッドカー/テレマティクス技術の社会実装が加速するなか、同技術で得られる快適さや便利さ、安全性を向上を目指せる新サービス創出を念頭に、先の2024年2月20日、モビリティサービス分野に於けるIoT先進技術の活用に向けた合意書を締結していた。
今回は上記合意を踏まえ、先の通りスズキ傘下のSGVからソラコムが投資を得たことを契機に両社は、〝グローバル市場に於ける電気自動車を含むモビリティサービス〟〝電動モビリティベースユニットなどの新製品〟〝カーボンニュートラルを支えるための取り組みに対するIoT先進技術の活用〟などへの協業の可能性を検討中していく。
スズキトソラコムは、持続可能な社会に向け、ビジネス・生活のインフラとなるモビリティサービスの実現を目指していくと話している。
株式会社ソラコム
代表者:代表取締役社長 玉川 憲
本社:東京都港区元赤坂一丁目5−12 住友不動産元赤坂ビル 9階
事業概要:IoTプラットフォームSORACOMの開発・提供
スズキ株式会社
代表者:代表取締役社長 鈴木 俊宏
本社:静岡県浜松市中央区高塚町300
主要製品:四輪車・二輪車・船外機・電動車いす等