写真はAmul Dairy、NDDB、SRDIとの締結式
NDDBと共に新たに2つの乳業組合と覚書を締結
スズキは10月23日、新バイオガス生産プラントの設置でAmul Dairy(グジャラート州アナンド)およびDudhsagar Dairy(グジャラート州メーサナ)の2つの乳業組合と、合意した。
もとよりスズキは、自社が100%出資するSRDI(Suzuki R&D Center India Private Limited/スズキR&Dセンターインディア プライベートリミテッド)を通じて、National Dairy Development Board(NDDB/全国酪農開発機構)と共にインドの乳業組合と協力してバイオガス生産プラントの設置に取り組んできた。
そうしたなかで今回は、新たなバイオガス生産プラントの設置で、Amul Dairy(グジャラート州アナンド)およびDudhsagar Dairy(グジャラート州メーサナ)の2つの乳業組合と、それぞれ新バイオガス生産プラントの設置で合意に達した。
写真はDudhsagar Dairy、NDDB、SRDIとの締結式
そこで10月22日にNDDBの創立60周年記念式典が行われた壇上に於いて、Amul Dairyのアミット・ヴィヤス社長、Dudhsagar Dairyのプラビン・バンビ取締役、NDDBのS・ラジーブ取締役、スズキの豊福健一朗常務が出席し覚書締結式を行い、式典には、アミット・シャー内務大臣、ラジブ・ランジャン・シン水産畜産酪農大臣が臨席。両大臣は壇上で歓迎と成功祈願の祝辞を贈った。
これを受けて式典に出席したスズキの豊福常務は、「NDDBとグジャラート州バナスカンタ地域の乳業組合Banas dairyと共に、牛糞を原料とした自動車用燃料を製造販売する5つのバイオガス生産プラントの設置に向けて取り組んでまいりました。
そうしたなか今回、新たに同州アナンド地域のAmul Dairyおよびメーサナ地域のDudhsagar Dairyと合意することで、グジャラート州に於けるバイオガス事業を拡大することになります。
当社は、この度、新たなパートナーとバイオガス事業の普及に向けて取り組めることを大変嬉しく思います。スズキは、今後もグジャラート州をはじめ、インド各地にバイオガス事業を拡大し、適所適材なカーボンニュートラル社会の実現に向けて邁進してまいります」と述べた。