スズキは12月17日、大阪府松原市で当地の介護施設、関連自治会と連携。セニアカーを活用した防災訓練を実施した。
この防災訓練は、スズキが介護施設や自治会と連携して実施する新しい取り組みの一環。スズキはその他の地域に於いても自治体や大学とも連携して防災訓練を介した協力を進めている。
そのポイントは、セニアカーを活用することで高齢者などの要配慮者の自助力向上。住民負担の軽減を視野にした地域防災力の向上に寄与したい考え。一方で防災訓練に参加した住民からは、災害時だけでなく平時の移動課題の解決にも役立つとの声を得ているという。
なお、こうしたセニアカーを使った介護施設での避難訓練は、流域治水を推進する取り組みとして認められ、スズキは国土交通省の「流域治水オフィシャルサポーター」に認定されている。
ちなみに上記の「流域治水オフィシャルサポーター」は、2023年3月に国土交通省があらゆる関係者との連携の下、流域全体で治水対策に取り組む「流域治水」を促進するために創設した認定制度を指している。
各地に於ける訓練概要は以下の通り
実施日:11月10日(日)
実施場所:大阪府松原市
主催者:
・阿保第三町会防災委員会
・社会福祉法人 聖徳会 大阪老人ホーム
・スズキ
車両協力:スズキ自販近畿
実施日:11月16日(土)
実施場所:奈良県北葛城郡広陵町
主催者:広陵町役場
車両協力:スズキ自販奈良
実施日:11月30日(土)~12月1日(日)
実施場所:兵庫県神戸市西区
主催者:神戸市看護大学
車両協力:スズキ自販兵庫