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2024年2月1日【企業・経営】

スズキ、本格的なインドベジタリアン料理を社員食堂に導入

坂上 賢治

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ブライダルやレストラン事業を展開する鳥善とスズキは2月1日、本格的なインドベジタリアン料理が簡易調理で提供可能になる給食事業者向けの食キットを開発し、スズキの社員食堂での提供を開始した。

 

スズキでは日本の技術部門を中心にインドをはじめとする外国人従業員が活躍しており、今後は高度人材を含む外国人従業員を増やしていく計画。

 

そうしたなかでスズキは、これまでも社員食堂に於いてインドベジタリアン料理を提供してきたが、外国人従業員が心身ともに充実した状態で意欲と能力を発揮し、活き活きと働けるような環境づくりをするため、食環境を更に充実させていくという。

 

スズキでは、「今回のインドベジタリアン料理の導入を手始めに、外国人向けメニューを充実させ、働きやすい環境を整えていきます。また、将来的には外国人労働者の食環境に課題を抱える全国の企業向けに、両社で外国人向け料理を提供するサービスを検討してまいります」と話している。

 

また同社では、インドベジタリアン料理導入発表の同日、「インドベジタリアン料理の試食会」がスズキ本社で開催され、中野浜松市長、鳥善 伊達社長、スズキ 鈴木社長が参加した。

 

中野祐介 浜松市長は、「このような企業間連携よる外国人市民の生活基盤の充実を図る取り組みは、多文化共生社会を目指している浜松市に於いて、外国人の活躍を更に促進させ、都市の発展につながるものと心より感謝申し上げます。本市といたしましても、引き続き外国人市民の皆さんが働きやすい環境整備に努めてまいります」と述べた。

 

鳥善の伊達善隆 代表取締役は、「日本では、高度人材を含む外国人労働者への期待が高まっており、今後海外からの労働者が急増すると予想されています。今回のスズキ様との取り組みによって、企業における外国人労働者の採用・定着に寄与しながらも、生産性に課題のある飲食業界の変革に取り組んでまいります」と語った。

 

次いでスズキの鈴木俊宏 代表取締役社長は、「今回の鳥善様との協業は、インドをはじめとする多様な人材の食環境を改善することで、従業員が更に活躍するための基盤作りができることに加え、地域社会の活性化にも貢献するものです。今後もスズキは、従業員のため、地域との共創のための取り組みを推進してまいります」と結んだ。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。