インド農村部の課題解決や発展に貢献する商品やサービスの創出へ
スズキは12月23日、インドの農村開発研究機関GIAN ( Gujarat Grassroots Innovation Augmentation Network / 本部所在地:グジャラート州アーメダバード、代表:Prof. Bakul Dholakia )と協業に合意した。今後はインド当地に於ける農村部の課題解決や、同地域の発展に貢献していく商品やサービスの創出を目指して行く。
このGIANは、農村地域でイノベーション文化の育成を目的に、グジャラート州やインド経営大学院アーメダバード校などの協力によって1997年に設立された農村課題の解決に特化したインドの研究機関。
インドの大学や国際機関( UNICEF、/ UNESCO、/ UNDP等 )などと多くの協業を行っている。また草の根から生まれたアイデアの価値を最大化するグラスルーツイノベーションのネットワークや知見を併せ持っている。
スズキは、この協業を通じてGIANからの提案や専門的な助言を受けながら、市場調査や試作開発、実証実験等を実施していく。
これにより農村生活の課題解決や農村地域の活性化に貢献する商品やサービスを開発し、新たなビジネスの創出に繋げたいと考えている。
齊藤取締役専務役員は、12月20日にアーメダバードで行われた合意書調印式のなかで「GIANとの協力関係構築により、インドの事をもっと深く知る事が出来ると考えています。インドの農村地域の皆さまから本当に必要とされる商品やサービスを開発・提供して参ます」と話している。