神戸本社とタイヤテクニカルセンター
住友ゴム工業は1月18日、神戸本社地区でのカーボンニュートラル実現に向け、使用するすべての購入電力を再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えた。
同社は、2023年10月に神戸本社で、2024年1月からタイヤテクニカルセンターを含む技術研究地区の購入電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替えた。神戸本社地区全体で排出されるCO2は2022年度比で約90%削減される見込み。
住友ゴム工業は、神戸市と「神戸市民の環境をまもる条例」に基づき定められた制度「環境保全協定」を締結。今回の神戸本社地区全体で電力の100%再生可能エネルギー化を実現することで、神戸市域のCO2排出量削減に貢献していく。
またカーボンニュートラルの実現に向けては、サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」の各施策を着実に推進していく構え。
電力の再生可能エネルギー化については、神戸本社地区の他にも、中国の常熟工場および湖南工場、タイ工場など各拠点で取り組みを進めている。