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2024年12月19日【事業資源】

住友ゴム工業「第4回サステナビリティ表彰式」を開催

坂上 賢治

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来賓の中嶋常幸氏(前列・左から2人目)と関係役員、最優秀賞受賞者

 

住友ゴム工業は先の12月12日、神戸本社で「第4回サステナビリティ表彰式」を開催した。同社グループでは、サステナビリティに対する理解と関心を深めると共にサステナビリティ活動の拡大推進を目的として職場や個人が取り組んだ活動をサステナビリティ活動ガイドライン「GENKI」に沿って表彰している。

 

上記のGENKIは、G:Governance「充実したガバナンス体制の構築」、E:Ecology「持続可能な地球環境の追求」、N:Next「次世代技術・製品・サービスの開発」、K:Kindness「一人ひとりが輝ける風土の醸成」、I:Integrity「社会への誠実さの体現」がテーマ付けされ、同社が目指すべき姿として重要課題選定時にも活用されているものだという。

 

当表彰は2009年から「CSR表彰」として実施。現在は「サステナビリティ表彰」に名称を変更されて続いている。今回は、国内外グループ各社からの応募61件の中から最優秀賞3件、優秀賞11件、特別功労賞4件が選ばれた。

 

住友ゴム工業では、企業理念体系「Our Philosophy」のPurpose「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる。」の体現のため、取り組むべきマテリアリティを特定し、サステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」として定めた目標に向けて取り組みを進めており、今後も持続可能な社会の実現に貢献する企業を目指して取り組んでいくとしている。

 

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「第4回サステナビリティ表彰」受賞者は以下の通り

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<Ecology-事業部門>
【最優秀賞】
受賞者 :住友橡膠(常熟)有限公司 工務課
内容  :地下水を利用した水の冷却
タイヤ製造工程で使用する水の新たな冷却方法を開発し、省エネルギーおよび安定した水温管理を通じた品質向上を実現

 

【優秀賞】
受賞者 :スポーツ事業本部 ゴルフビジネス部、スポーツ事業本部 事業推進部
内容  :ダンロップフェニックストーナメントでのカーボンオフセット活動
大会運営で排出されるCO2の一部をオフセットするスキームを構築し、カーボンニュートラル・生物多様性の観点から、新しい取り組みが評価され、林野庁長官賞を受賞

 

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<Ecology-自然部門>
【優秀賞】
受賞者 :宮崎工場 緑化グループ
内容  :宮崎工場 GENKIの森 関之尾・金御岳の整備による緑化推進活動
長期にわたり、地域社会および従業員のつながりを活かして、森林整備・緑化推進に貢献

 

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<Kindness-部門>
【最優秀賞】
受賞者 :株式会社ダンロップタイヤ 北陸カンパニー
内容  :女性活躍推進 「わくわくうーまんプロジェクト」立ち上げ
多様な働き手の確保を狙い、女性がいきいき働きやすい職場づくり(男女関係なく働きやすい職場づくりの第一歩)を考えるプロジェクトを立ち上げ、施策の立案・提言を通じ、職場のDE&I推進に貢献

 

【優秀賞】
受賞者 :Sumitomo Rubber do Brasil Ltda. Human Resources Department
内容  :Mentorship Program
メンターシッププログラムの導入を通じ、従業員の活躍機会サポートと中長期的な企業価値向上に貢献

 

【優秀賞】
受賞者 :タイヤ事業本部 技術本部第三実験部 GENKIメンバー
内容  :協力企業とのコミュニケーション向上を目指し、互いに言い合える環境づくり「親睦交流ボウリング大会」
イベントを通じ、協力企業様とさらなる信頼関係構築に寄与

 

【優秀賞】
受賞者 :Sumitomo Rubber (Thailand) Co., Ltd. CSR activities for Communities development
内容  :Thai herbal inhaler for local community sustainability
職業支援活動を通じて、失業者のキャリア形成・収入確保の機会に貢献

 

【優秀賞】
受賞者 :宮崎工場 DE&I プロジェクト
内容  :DE&I 女性が働ける作業環境改善による働き甲斐のある職場づくり
労働力確保のため、やりにくい作業、重量物作業の改善を行い、男女関係なく楽に作業できる職場環境づくりを推進

 

【優秀賞】
受賞者 :スポーツ事業本部 事業推進部・SPチェンジリーダー
内容  :SP元気創造活動
コミュニケーション活性化等につながるスポーツ事業本部独自の取り組みを継続し、組織風土改善に寄与

 

【優秀賞】
受賞者 :DE&Iプロジェクト 実務職コースチーム(神戸・東京・名古屋)
内容  :実務職コース社員の活躍推進プロジェクト
実務職コース社員の多様で柔軟なキャリアプラン・働き方を後押しできる施策を実施

 

【優秀賞】
受賞者 :Sumitomo Rubber do Brasil Ltda.
内容  :豪雨災害で被害を受けたリオ・グランデ・ド・スール州住民支援のための募金活動
豪雨による洪水被害を受けた地域へ、救援物資の提供や募金活動を実施

 

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<Integrity-事業部門>
【最優秀賞】
受賞者 :白河工場操業50周年記念イベント特別チーム
内容  :白河工場操業50周年記念イベントで従業員そして地域の皆さんとつながる!
「地域への感謝」 「従業員のヨロコビ」 「SDGsの取り組み」をコンセプトに開催し、地域社会とのつながりに貢献

【優秀賞】
受賞者 :株式会社ダンロップゴルフクラブ 加川 義郎
内容  :地元消防団 15年継続
長きにわたり、地元消防団の活動を通じて、地域の交通安全・防災活動に貢献

【優秀賞】
受賞者 :タイヤ事業本部 技術本部 第三技術部 沼田 一起
内容  :少年野球の指導
10年間にわたり、地域の少年野球部コーチを通じて、地域・小学生のスポーツ振興に貢献

 

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<特別功労賞>
受賞者 :Sumitomo Rubber do Brasil Ltda. Michel Rodrigo das Chagas
内容  :地域の子供たちに幸福を広めるChildren’s Day開催

 

受賞者 :株式会社ダンロップタイヤ 北陸カンパニー 七尾営業所・タイヤランド七尾
内容  :令和6年能登半島地震の災害支援および復旧活動支援

 

受賞者 :住友橡膠(湖南)有限公司 システム課 彭 冰清、魏 海英、任 倩
内容  :母子救命、職場で容態急変した妊婦を同僚で病院へ搬送

 

受賞者 :株式会社ダンロップタイヤ 四国カンパニー 中讃営業所 大西 弘樹
内容  :人命救助、人とのつながり

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。