住江織物株式会社(SUMINOE GROUP/本社:大阪市中央区、代表取締役社長:永田 鉄平)のグループ会社Suminoe Textile de Mexico, S.A. de C.V. (STM)は、12月11日(現地時間)にメキシコ政府関係者やお取引先様をお招きし、合成皮革新工場の開所式を行った事を(日本時間の12月21日)明らかにした。
SUMINOE GROUPの自動車内装事業は、天井材、シート表皮材、カーマット、フロアカーペットなど、足元から天井まで自動車内装材をトータルで供給できるのが最大の特長。また日本国内だけではなく、米国、メキシコ、中国、タイ、インドネシア、インドの海外6ヵ国 11拠点に製造・販売拠点を拡げ、世界最適供給体制を目指している。
同社グループのメキシコへ進出では、そもそも自動車用シートの組立工場が集中しているメキシコに着目して2013年にSTMを設立。北米子会社との連携を深めながら事業を推進してきた。
同社グループでは、「今後の重点取り組みとして北中米拠点のさらなる強化を挙げており、グローバルで拡大する合成皮革市場へのニーズに応えながら2027年5月期までに合成皮革事業の売上100億円以上達成を目標としております。
当社グループは、合成皮革事業についてより一層の生産性向上と受注拡大を図るとともに、供給する素材に見合った生産体制を構築できるよう設備投資を積極的に行い、グループの事業拡大を推進してまいります」と話している。