SUBARUは1月31日、みずほ銀行との間で、グリーンローン契約を締結した。このグリーンローンとは、「グリーンローン原則(環境分野に使途を限定する融資の国際ガイドライン)」に準拠し、環境課題の解決・緩和に資する事業の資金を調達するために実行されるローンを指すもの。
SUBARUは、「グリーンボンド原則2021」、「ソーシャルボンド原則2023」及び「サステナビリティボンド・ガイドライン2021」、並びに「グリーンローン原則2023」「ソーシャルローン原則2023」等に基づき、2023年10月に「サステナビリティファイナンス・フレームワーク」を策定した。
なお、サステナビリティファイナンス・フレームワークの「グリーンローン原則2023」への適合性評価については、第三者機関である株式会社格付投資情報センターからセカンドパーティ・オピニオンを取得している。従って同ローンは、オピニオンを踏まえたグリーンローン調達となる。
SUBARUでは、「当社は、ありたい姿として〝笑顔をつくる会社〟を掲げています。
その実現に向け、CSR重点6領域〝人を中心とした自動車文化〟〝共感・共生〟〝安心〟〝ダイバーシティ〟〝環境〟〝コンプライアンス〟の考え方を取り入れ、SUBARUグローバルサステナビリティ方針に基づいて取り組みを行うことで、企業としての社会的な役割を果たし、お客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまに〝安心と愉しさ〟を提供することを目指しています。
中でも、〝環境〟に於いては、2023年8月に電動化の目標を〝2030年に全世界販売台数の50%をBEV*3にすることを目指す〟へ引き上げ、その実現に向けた取り組みを推進しています。
そうしたなかで、この度のフレームワークに基づき調達した資金をBEVの開発及び製造等に充当することで、取り組みをさらに加速させていきます」と話している。
同契約の概要
借入人:株式会社SUBARU
契約金額:200億円
資金使途:BEVの開発および製造等
契約締結日:2024年1月29日
実行日:2024年1月31日