SUBARUは7月30日、ロンドン証券取引所グループの一企業のFTSE Russell社が開発した株価指数「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に5年連続で選定された。
このFTSE Blossom Japan Indexは、ESG(環境、社会、ガバナンス)評価の高い日本企業のパフォーマンスを測定するために設計されているもの。
従って企業のESGへの取り組みに注目する世界中の投資家から重要な投資判断基準として活用され、ESG銘柄を組み入れたファンドや金融商品の作成・評価にも広く利用されている。
併せて日本の公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も、ESG投資の運用にあたって投資判断基準として採用している。
そんなFTSE Blossom Japan Indexには以下のような特長がある
– 日本市場に於けるESG 統合を促進: FTSE ESGスコア(47 カ国の先進国と新興国市場に於ける8,000社の環境・社会・ガバナンスのリスクとパフォーマンスを測定するもの)を用いて、企業のサステナビリティに関するパフォーマンスと活動を強化促進する。
– 業種インダストリーまたはセクターウェイトをニュートラルに調整: 日本の株式市場全体の構成比率に近い形で反映されるようにし、FTSE Japan All Cap インデックスとのトラッキング・エラーを低く抑える。
– 企業エンゲージメントをサポート: 資本市場における透明性の高い基準を確立し、企業のエンゲージメントや情報開示、投資家のスチュワードシップ活動を促進する。
– なお、このインデックス・シリーズは、パフォーマンスのベンチマーク、またはインデックス・ファンド、デリバティブ、上場投資信託 (ETF) などの指数連動型の投資商品 の基準として利用することができる。
さて、SUBARUグループは今選定に対して「笑顔をつくる会社の実現に向けて、SUBARUグローバルサステナビリティ方針のもと、グループ・グローバルで意思を共有しながらサステナビリティを推進しており、今後もSUBARUは真のグローバル企業として持続的な成長を目指すとともに、愉しく持続可能な社会の実現に貢献していきます」と話している。
*以下参考情報
FTSE Blossom Japan Index
https://www.lseg.com/ja/ftse-russell/indices/blossom-japan
SUBARUグループのサステナビリティ
https://www.subaru.co.jp/csr/