スバル(SUBARU)は、2021年7月1日付の組織改正を、同日、以下の通り発表した。
■自動車部門
今年4月1日付で技術統括本部、第一技術本部および第二技術本部を一つの開発体制に統合し、技術本部としたが、今回、5月11日の中期経営ビジョンSTEP進捗説明の通り、「安心」や「愉しさ」といった価値軸と「ボディ」や「内外装」といった機能軸を有機的に組み合わせる開発体制とすることで、将来技術に柔軟に対応できる体制を目指す。
また、研究領域では技術開発部に価値軸で各機能を統括する業務を持たせると共に電動化を推進するチームを置くことで環境対応を加速させる。
1.設計部門および管理部門の統合と新設
システムや部品等の要素ごとに細分化されていた組織を統合し、クルマの機能を担う部署として、将来戦略が立てられる組織を目指す。
2.研究実験部門の統合と新設
スバルの提供価値軸として、安心・愉しさ・環境の3軸を明確に示し、性能の良し悪しだけではなく提供価値を考えられる組織を目指す。
3.ADASやコネクティッドなどの関連部門について、設計部門と実験部門を統合
電動技術、ソフトウェア、通信など、新たな技術の開発に適した組織を目指す。
※上記の新旧部署対比図では、全ての旧部署が網羅されているわけではない。
※:「中期経営ビジョン「STEP」進捗報告(スバル・ニュースリリース/5月11日発表)」(16ページ 開発体制の改革)を参照:https://www.subaru.co.jp/press/news/2021_05_11_9752/