スバル(SUBARU)は9月29日、昨年2月15日に公表した「完全子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関する基本合意のお知らせ」について、 同日開催の取締役会にて、来年4月1日を効力発生日として、完全子会社である「スバルITクリエーションズ 」を吸収合併することを決定したと発表した。
なお、吸収合併は完全子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項・内容は、一部省略して開示されている。
1.吸収合併の目的
スバルグループでは、デジタル技術の急速な発展・普及に伴う事業環境の変化に迅速に対応していくため、「スバルITクリエーションズ」の吸収合併を通じて、ITリソースを一本化。“量的・質的”両面からITガバナンスの強化や人材育成などを行い、将来に向けた変革と成長に資するIT体制の強化を図ると共に、商品の提供価値を高めていく。
2.吸収合併の要旨
2-1)合併の日程
– 合併承認の取締役会決議日:2023年9月29日
– 合併契約締結日:2023年9月29日
– 合併予定日(効力発生日):2024年4月1日
*合併は、スバルに於いて会社法第796条第2項に基づく簡易合併であり、スバルITクリエーションズに於いては会社法第784条第1項に基づく略式合併であるため、合併契約承認のための株主総会は、何れに於いても開催しない。
2-2)合併の方式
スバルを吸収合併存続会社とする吸収合併方式で、スバルITクリエーションズは解散する。
2-3)合併に係る割当ての内容
スバルの完全子会社との合併であるため、この吸収合併による新株の発行および合併交付金の支払いはない。
2-4)消滅会社の新株予約権および新株予約権付社債に関する取扱い
該当事項はない。
3.吸収合併の当事会社の概要
4.吸収合併後の状況
吸収合併後、スバルの名称、所在地、代表の役職・氏名、事業内容、資本金および決算期に変更はない。
5.今後の見通し
吸収合併は完全子会社との合併であるため、連結業績への影響は軽微。