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2024年8月29日【ESG】

スバル、グリーンボンド条件決定を公表

坂上 賢治

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SUBARUは、「サステナビリティファイナンス・フレームワーク」(2023年10月30日発表)に基づき、国内公募形式のグリーンボンドについて8月29日、以下の通りの条件が決定したことを明らかにした。

 

フレームワークに基づく資金調達は、2023年11月のグリーンボンド、2024年1月のグリーンローンに続き3回目になる。

 

SUBARUは、ありたい姿として「笑顔をつくる会社」を掲げている。その実現に向け、CSR重点6領域「人を中心とした自動車文化」「共感・共生」「安心」「ダイバーシティ」「環境」「コンプライアンス」の考え方を取り入れ、SUBARUグローバルサステナビリティ方針に基づいて取り組みを行うことで企業としての社会的な役割を果たし、顧客をはじめとするステークホルダーに「安心と愉しさ」を提供することを目指している。

 

「環境」に於いては、2023年8月に電動化の目標を「2030年に全世界販売台数の50%をバッテリーEV(以下、BEV)にすることを目指す」へ引き上げ、その実現に向けた取り組みを推進している。調達した資金をBEVの開発・製造等に充当することで、取り組みをさらに加速させていく。

 

SUBARUは、これからも持続的な成長を目指すと共に、愉しく持続可能な社会の実現に貢献していく。

 

【当該グリーンボンドの概要】
名称: 株式会社SUBARU第10回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)
発行額: 100億円
発行年限: 10年
利率: 1.557%
条件決定日: 2024年8月29日
払込期日: 2024年9月4日
償還期日: 2034年9月4日
資金使途: BEVの開発及び製造等
ストラクチャリング・エージェント: みずほ証券株式会社
主幹事証券会社: みずほ証券株式会社、SMBC日興証券株式会社、野村證券株式会社

 

<サステナビリティファイナンス・フレームワーク/格付投資情報センター(R&I)セカンド・パーティー・オピニオン>
https://www.subaru.co.jp/ir/library/sustainability-finance.html

 

【当該グリーンボンドに関する投資表明】
82月9日時点に於いて、グリーンボンドへの投資表明を得ている投資家は以下の通り

<投資表明投資家一覧>(50 音順)
– 尼崎信用金庫
– 飯塚信用金庫
– いちい信用金庫
– 岩瀬産業株式会社
– 学校法人大同学園
– 株式会社 静岡中央銀行
– 株式会社大東銀行
– 桐生信用金庫
– さわやか信用金庫
– 新発田信用金庫
– 瀬戸信用金庫
– 第一フロンティア生命保険株式会社
– 大東京信用組合
– 太陽生命保険株式会社
– たじま農業協同組合
– 敦賀信用金庫
– 利根郡信用金庫
– 長野信用金庫
– ニッセイアセットマネジメント株式会社
– 沼津信用金庫
– 半田信用金庫
– 飯能信用金庫
– プルデンシャル生命保険株式会社
– 松本信用金庫
– 三島信用金庫
– 明治安田アセットマネジメント株式会社

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。