SkyDriveは3月31日、村井宏行氏が、最高戦略責任者(Chief Strategy Officer/CSO)に就任した事を発表した。
村井氏は、大阪大学経済学部を卒業後、エヌ・ティ・ティ・データ、ソニー、リクルート、マクロミルの執行役員を経て、2022年2月にSkyDriveに入社した。
各会社で、事業開発、事業経営、M&Aやスタートアップ投資の仕事に携わり、リクルート在籍中には、ASEAN(東南アジア諸国連合)で複数の事業子会社の設立と経営を行った。帰国後は同グループのコーポレートベンチャーキャピタル(以下「CVC」)であるリクルートストラテジックパートナーズの代表として、アメリカ、イスラエル、インドや日本等のスタートアップ投資にも携わった。
SkyDriveは、2018年に設立し、「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「空飛ぶクルマ」と「物流ドローン」を開発している。「物流ドローン」は既に販売を開始しており、「空飛ぶクルマ」は2021年9月には大阪府・大阪市と「空飛ぶクルマ」実現に向けた連携協定を締結し、2025年の大阪ベイエリアでのサービス開始を皮切りに日本の各地域、海外での事業拡大を目指す。
村井氏は、これまでのASEANを中心とした海外での事業展開の経験、海外からの資金調達の確度をあげる人脈やCVCでの経営経験を活かして、「空飛ぶクルマ」と物流ドローンの海外事業戦略や経営戦略の策定、実行を行う予定だとしている。