写真:SEMI Japan代表の浜島雅彦による第1回の講義
SEMIは11月26日、SEMI Workforce Development(半導体人材育成活動)の一環として、大阪大学工学部電子情報工学科1年およびマテリアル生産科学専攻3年を対象に半導体関連企業と協力したSEMI半導体産業大学連携講座を開始した。
10月4日に実施した第1回ではSEMIジャパン代表の浜島雅彦が登壇し、半導体の入門概論に加え、30年間あまりにわたり半導体産業で様々な業務に携わった経験などを語った。
当該カリキュラムは、全15回を概論と最終製品の講義から始まり、半導体デバイス、製造装置、材料、部品・コンポーネントの順番で構成されている。
SEMIによると同構成とした狙いは、学生が自身に身近な分野から順番に受講することで、半導体産業での多様な職業分野についての理解を深めて貰うことにあるとしている。SEMIでは本カリキュラムを通じて、半導体産業が多種多様な専門人材を求めていることと、その中で自身が活躍できる多様な分野があることを訴求してまいりますと話している。
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SEMI半導体産業大学連携講座 今後の予定:
実施期間:2024年10月~2025年2月
実施回数:15回
SEMI Workforce Development代表的な活動:SEMICON Japanプログラム
- アカデミア/アカデミアAward(半導体関連研究室の出展・審査・表彰)
- THE 高専(高専生の研究発表会を提供)
- Woman in Semiconductors(女性をテーマにしたトークイベント)
- 若者向け企画(YouTuberセッション, eスポーツ, 体験エリアなど)
その他
- SEMI University (半導体の専門スキルをEラーニングで学習)
- SEMI半導体産業大学連携講座