写真はピレリ・ミラノ本社ビルの冷却塔
ピレリは12月23日(ミラノ発)、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールドおよびヨーロッパ指数の自動車部品および自動車部門で世界第1位を獲得したことを明らかにした。
1999年に開始された S&P GlobalのDow Jones Sustainability Indices(ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス)は、世界レベルで最も重要な持続可能性指標のひとつと言われている。毎年行われる同分析は62のセクターをカバーし、13,500社を超える企業に及びぶ。
同社では、「世界とヨーロッパの両方の指数に含まれる唯一のタイヤ会社であるピレリは、2024年のS&P企業持続可能性評価で84ポイントを獲得し、自動車部品と自動車の両セクターで最高のスコアを獲得し、部品と自動車セクターの平均であるそれぞれ29ポイントと35ポイントを大幅に上回りました。
ピレリは、ビジネス倫理、人権への配慮、職場の健康と安全に関するプログラムとポリシー、ESG管理、サプライチェーンの分類など、いくつかの分野で最高得点を獲得しました。
また、2040年までにネットゼロを達成するという野心的な目標(SBTiによって検証済み)に向けた同社の取り組みの一環である活動、つまり低炭素製品、気候変動、環境、生物多様性の管理でも最高得点を獲得しました」と自社の立ち位置について説明した。
またピレリの執行副会長、マルコ・トロンケッティ・プロヴェラ氏は、「ピレリが今年もダウ・ジョーンズ・サステナビリティ指数に選出され、世界レベルで業界最高の成績を収めたことは、当社の持続可能な開発戦略の堅実さを浮き彫りにしています。
当社は、バリューチェーン全体を含む当社が設定した困難な目標を達成するために、具体的かつ測定可能な行動に基づいて、日々継続的に努力しています」と述べている。