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2024年11月14日【事業資源】

カーナビアプリ、「コッチ」の法人契約に仕事オプションを追加

坂上 賢治

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パイオニアは11月14日、スマートフォン専用カーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」法人契約に、複数の訪問先を持つ配送・営業などのスケジュール作成・管理業務を効率化する「仕事オプション」を追加し、12月13日に提供を開始した。

 

「COCCHi」法人契約とは、累計ダウンロード数60万件超のスマートフォン専用カーナビアプリ「COCCHi」を、一括契約・請求書払いで利用できる企業向けに仕立てたサービス。

 

車の運転に最適化されたルート探索、分かりやすい音声案内などの高精度なナビゲーション機能の他、運転中の困りごとをサポートする「ドライバーアシスト機能」を搭載し、「Apple CarPlay」「Android Auto™」にも対応。「ゼンリン住宅地図オプション」や「仕事オプション」と組み合わせることで、配達・配送や営業、巡回などの業務を効率化でき、カーナビメーカーならではの安心・安全で質の高いルート探索や分かりやすい音声案内を行うカーナビアプリを、一括契約・請求書払いで利用できる。 

 

今回新たに提供した「仕事オプション」は、訪問計画の策定、訪問時の時間管理などをサポートする機能を基本プランに追加することができ、配送、営業業務の生産性を向上することができる。

 

具体的には、カーナビアプリに訪問先と到着するタイミング、開始・終了時間を入力するだけで、途中の移動時間を考慮した訪問スケジュールを自動で作成する他、訪問先を追加したい場合には、可能な時間帯を知らせてくれる。また、「出発アラーム」や「遅延通知」「訪問地メモ」など、訪問業務をサポートする多彩な機能も利用できる。

 

更に建物名称や住宅の表札情報、番地などの情報をナビ画面にシームレスに表示する「ゼンリン住宅地図オプション」を組み合わせれば、個人宅を巡回するメンテナンスや設置、配送業務なども効率的に行える。

 

「仕事オプション」(法人契約)の概要
– 利用料金 :月額715円(税込) / 1ユーザー (基本プラン385円+仕事オプション330円)
– 提供開始日 :2024年12月13日(金)
※ 基本プラン(法人契約) と組み合わせることで利用可能。
※ 新規申し込み時は、最低契約期間1年間でのご契約(契約時に年額×ユーザー数の料金をお支払い)となる。
仕事オプション(法人契約)の詳細は、以下のWebサイトに12月13日に掲載予定。

 

<「仕事オプション」(法人契約)の主な機能>

 

「スケジュール機能」 / 「空き時間サーチ」
複数箇所を訪問する際に、カーナビアプリに訪問先と到着するタイミング、開始・終了時間を入力するだけで、移動時間まで考慮した訪問スケジュールを自動で作成する「スケジュール機能」を搭載。入力した訪問先はそのままカーナビアプリの目的地に設定されるため、乗車した際に目的地を再設定することなく、効率的に訪問業務を行える。また、訪問先を新たに追加したい場合に、可能な時間帯を知らせてくれる「空き時間サーチ」も搭載している。

 

「出発アラーム機能」 / 「遅延通知機能」
出発時間の10分前に、画面上にポップアップで通知する「出発アラーム機能」と、思わぬ渋滞などでアポイント時間に遅れそうな時に、遅延の可能性を表示する「遅延通知機能」を搭載している。

 

「訪問地メモ機能」
訪問先周辺の道路状況、施設の入り口、駐車場所など、次回訪問する際に気を付けておきたいことを、訪問先ごとにテキストで書き込める「訪問地メモ機能」を搭載。また、次に訪問する際には、書き込んだメモが自動的に画面に表示される。

 

 

<利用料金>
– 基本プラン(法人契約): 月額385円(税込) / 1ユーザー
– 仕事オプション(法人契約): 月額715円(税込) / 1ユーザー
(基本プラン385円+仕事オプション330円)
– ゼンリン住宅地図オプション(法人契約): 月額1,540円(税込) / 1ユーザー
(基本プラン385円+ゼンリン住宅地図オプション1,155円)
– 仕事オプション+ゼンリン住宅地図オプション(法人契約): 月額1,870円(税込) / 1ユーザー
(基本プラン385円+仕事オプション330円+ゼンリン住宅地図オプション1,155円)
※ 2024年11月時点
* Android Autoは、Google LLCの商標。
* Apple CarPlayは、Apple Inc.の商標。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。