トヨタ モーター ノース アメリカ (TMNA) は4月30日( 米国テキサス州プラノ発 )、継続的な成長を推進し、車両電動化への取り組みも推進し、モビリティの将来に備えることを目的に経営幹部の異動を発表した。
ジャック・ホリス氏とクリス・レイノルズ氏には新しい役割が割り当てられ、引き続きTMNAの最高経営責任者であるテッド・オガワ氏の直属となる。これらの変更はすみやかに有効となる。
より具体的には、TMNAの執行副社長のジャック・ホリス氏が最高執行責任者の役割を追加して担い、TMNA最高経営責任者のテッド・オガワにレポートする。
ホリス氏は引き続き販売、マーケティング、TRD、製品計画、顧客サービスを監督すると共に、製造、製品サポート、需要と供給の責任者としての任が追加される。この新たな役割は、全社的な顧客エクスペリエンス、業務効率、収益創出、車両生産に重点を置いた即応性の高い報告体制に移行することを意味する。
TMNAの執行副社長を務めているクリス・レイノルズ氏は、最高戦略責任者の役割が追加され、テッド・オガワにレポートする。
レイノルズ氏は、戦略と事業開発、人事、情報技術、コネクテッドテクノロジー、法務、社会イノベーション/ダイバーシティとインクルージョン、サステナビリティと規制問題を引き続き管理監督すると共に、研究開発部門の管理責任を担う。
この新たな役割は、成長に向けた長期戦略を策定し、モビリティ事業を拡張し、二酸化炭素排出量を削減するためのイノベーションを推し進めていく役割も担う。