浙江吉利控股集団( ジーリーホールディングス )に属するボルボ・カーズ傘下のポールスター( Nasdaq: PSNY )は9月3日(スウェーデン、ヨーテボリ発)、今年10月21日付けでジャン=フランソワ・マディ氏を最高財務責任者(CFO)に任命し、発展の次のステップに向けて準備を進めていく。
ジャン=フランソワ氏は、ヨーロッパ、中国、アジア、インドに於ける自動車金融および金融サービスの上級管理職として25年間の経験を積んできた。直近では、ステランティス グループでグローバル会計業務および財務変革担当の上級副社長を務めていた。またPSA グループでもいくつかの指導的役割を担ってきた。
ジャン=フランソワ氏は、2024年1月に暫定的にポールスターのCFOに就任したペル・アンスガー氏から職務を引き継ぐ。そのペル氏はポールスターに留まり、サポート役としてスムーズな職域移行を果たした後、吉利スウェーデンホールディングスAB(Geely Sweden Holding AB)のCFOとしての役職に戻る。
今回の人事ついてポールスターの新CEO、マイケル・ローシェラー氏は、「ジャン=フランソワ氏をポールスターに迎えることができ、大変嬉しく思います。彼は業界における豊富な経験とベストプラクティスの能力をもたらし、私たちはその恩恵を受けるでしょう。
ポールスター2、ポールスター3、ポールスター4と、私たちは現段階で素晴らしいモデルラインナップを揃えています。今後の私たちの最優先事項の1つは、ポールスターを経済的に成功させることであり、これはその方向へと向かうための重要な一歩です。またこのような重要な時期に当社を支え、財務部門を率いてくれたパーの貢献と献身に感謝したいと思います」と述べた。
最後にジャン=フランソワ・マディ氏は、「デザイン、電動性能、持続可能性に独自の焦点を当てているポールスターに、この時期に入社できたことを非常に嬉しく思っており、同社が向かうべきエキサイティングな次段階への歩みをサポートしていけることを心から楽しみにしています」と語っている。