マツダは、2023年11月1日付の組織改革と部長職以上の人事異動を、同日、以下の通り発表した。
1.組織改革(2023年11月1日付)
1-1)電動化事業領域
<目的>
・グローバルに電動化が急激に進展する中、新技術、新価値、新事業といった挑戦すべき複合的な課題のある電動化事業および関連の商品開発を、一括して推進する体制を構築する。
・電動化車両という商品・技術に留まらず、新たな発想で、自動車ユーザー起点での新しい価値とビジネスの創造に挑戦する。
<内容>
・電動化事業本部(略称: e-MAZDA)を新設する。
・電動化事業本部には、従来の組織の形に捉われない新しい体制として、「全体戦略・統括センター」「開発・ものづくりセンター」「ビジネスセンター」「業務・組織変革センター」を設置する。
1-2)ブランド体験領域
<目的>
・マツダの存在意義(パーパス/*1)を軸として、自動車ユーザーが同社製品の体験ができる機会(*2)をグローバルに創出・拡充し、「2030 VISION」で掲げる「走る歓び」への共感を得ると共にブランド価値向上につなげる。
<内容>
・ブランド体験推進本部を新設し、「MAZDA SPIRIT RACING(マツダ・スピリット・レーシング)」を含むすべてのモータースポーツおよびブランド体験に関連する機能を集約する。
・ブランド体験推進本部に、ブランド体験ビジネス企画部、ファクトリーモータースポーツ推進部、ブランド体験創造部を新設する。
・カスタマーサービス本部のカスタマーサービスビジネス企画部の一部機能をブランド体験ビジネス企画部、ファクトリーモータースポーツ推進部、ブランド体験創造部にそれぞれ移管する。
・グローバル販売&マーケティング本部のグローバルマーケティング戦略部およびカスタマーサービス本部のリージョン商品推進部の一部機能をブランド体験創造部に移管する。
2.部長職以上の人事異動(2023年11月1日付)
<新、旧、氏名>
– 電動化事業本部全体戦略・統括センター長、グローバル販売&マーケティング本部長、大塚 正志
– 電動化事業本部開発・ものづくりセンター長、経営戦略本部副本部長、三好 誠治
– 電動化事業本部ビジネスセンター長、商品収益企画部長、赤松 章雄
– 電動化事業本部業務・組織変革センター長、人材開発部主幹、堀家 邦充
– 電動化事業本部主査、経営戦略本部主査、荒谷 憲児
– 電動化事業本部リーダー、経営戦略本部主幹、楠田 昌司
– 電動化事業本部リーダー、企画推進部長、飯島 直樹
– 電動化事業本部リーダー、商品開発本部主査、大池 太郎
– 電動化事業本部リーダー、車両開発本部主査、朝日 雅博
– 電動化事業本部リーダー、車両開発本部主査、松岡 秀典
– 電動化事業本部リーダー、パワートレイン開発本部主査、和田 隆志
– 電動化事業本部リーダー、パワートレイン開発本部主査、土井 淳一
– 電動化事業本部リーダー、パワートレイン開発本部副主査、村田 親
– 電動化事業本部リーダー、パワートレイン開発本部副主査、片山 吉宣
– 電動化事業本部主査 兼 経営戦略本部主査、コーポレート業務本部主査 兼 経営戦略本部主査、松本 憲二
– 主査(財務・経営企画・コスト革新担当役員補佐)兼 電動化事業本部リーダー、主査(財務・経営企画・コスト革新担当役員補佐)、塩見 洋
– 商品企画部長 兼 電動化事業本部リーダー、商品企画部長、松岡 完
– 統合制御システム開発本部副本部長 兼 電動化事業本部リーダー、統合制御システム開発本部副本部長、福田 佳護
– パワートレイン開発本部主査 兼 電動化事業本部リーダー、パワートレイン開発本部主査、藤川 智士
– 電駆・PT制御部品開発部長 兼 電動化事業本部リーダー、電駆・PT制御部品開発部長、鳥居 和
– 経営企画本部長 兼 企画推進部長、経営企画本部長、風間 智幸
– 商品収益企画部長、商品収益企画部副主査、栁 正博
– パワートレイン開発本部主査、パワートレイン開発本部副主査、星野 司
– ブランド体験推進本部長、カスタマーサービスビジネス企画部長、藤本 恵利
– ブランド体験ビジネス企画部長、カスタマーサービスビジネス企画部マネージャー、池本 明
– ファクトリーモータースポーツ推進部長、走行・環境性能開発部上席エンジニア、佐々木 健二
– ブランド体験創造部長、カスタマージャーニー開発部長、相馬 浩介
– 国内ビジネス企画部長、国内ビジネス企画部主幹、本間 良昭
– カスタマージャーニー開発部長、国内ビジネス企画部長、中西 健太
– カスタマーサービス本部副本部長 兼 カスタマーサービスビジネス企画部長、カスタマーサービス本部副本部長、高橋 聡
– <出向>マツダノースアメリカンオペレーションズEVP兼CFO、<出向>マツダノースアメリカンオペレーションズCFO、錦 毅
– <出向>マツダノースアメリカンオペレーションズ上級副社長、<出向>マツダノースアメリカンオペレーションズ副社長、岡野 直樹
– <出向>マツダノースアメリカンオペレーションズシニアディレクター、<出向>マツダノースアメリカンオペレーションズ、松延 知昭
*1)存在意義(パーパス):マツダの企業理念「PURPOSE: 前向きに今日を生きる人の輪を広げる」を指す。
*2)マツダブランドを体験する機会:クルマを通じた楽しさを発見してもらう活動やコンテンツなどを指す。