マツダイノベーションスペース東京
新たな価値創造に挑戦する、自動車産業の枠を超えた仲間づくりの場
マツダは2月16日(金)、新たな価値創造に挑戦する仲間づくりの場として「マツダイノベーションスペース東京」( 東京都港区六本木 )を開設した。( 坂上 賢治 )
マツダでは、「当社は〝走る歓びで移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる〟を2030 VISIONとして掲げ、マツダと関わる全ての皆さまが心身ともにいきいきと過ごし、一瞬一瞬、日々を前向きに過ごせている状態を理想として、その実現を目指しています。
そして、これまで私たちは、〝ものづくり〟に於けるお取引先さま、パートナー企業さまとの共創による価値創造を強みとしてきました。
しかし、近年、デジタル技術の急速な進化や、お客さまがクルマに求める期待が多様化する中、自動車産業の枠を超えた新たな価値を創造し実現していくことが求められています。
そこで、従来の自動車ビジネスの枠組みを大きく超え、多種多様な人材や事業パートナーの方々と出会い、共創活動を加速するため、東京に新たな拠点を設けました。
本拠点では、IT、MaaS領域といった専門人材の採用活動に加え、電動化領域を含む新たなビジネスパートナーとの交流、新事業開拓、社内ワークショップなど、社内外の共創を促進する活動を予定しています」と話している。
なお同新拠点の開発にあたって人事領域を担当するマツダの竹内都美子( たけうち とみこ / MX-30主査・2021年4月に人事本部長、2024年1月から執行役員グローバル人事・安全・病院担当 )執行役員は、「新拠点のコンセプトは、〝新たな価値創造に挑戦する仲間づくりの場〟です。
その実現のため、まず社員一人ひとりがいきいきと働くことが出来る風土づくりを進めます。
そして社員の前向きなエネルギーが、ここマツダイノベーションスペース東京から、自動車業界の枠を超え、新たなビジネスパートナーの皆さまや、新卒採用・転職希望の方など未来の仲間へ広がり、共にイノベーションを生み出す活動を加速させていきます。
マツダは多様な働き方、人材が活躍できる、どこよりも〝ひと〟がいきいきしている企業を目指し、前向きに今日を生きる人の輪を広げてまいります」と述べた。
なお今回、同社が〝マツダイノベーションスペース東京〟を設立した動機並びに、拠点設立を通して、実際には何を目指しているのか、その具体的目標について、その本心をあえて尋ねてみたところ、
その答えとして、「今の段階では、あまり詳しいことを言えない事柄もあるのだが、我々も、同拠点をベースに数年先の確かな目標や成果を見据えてはいる。
しかし実のところ、本心では将来に於いて、想定している以上の見たこともない景色が見たいと考えている」という趣旨の説明を得た。
どうやらマツダは、同拠点に立脚して、新たな出会いやチャレンジを求めており、そこでは、これまでとは全く異なる新たな事業の形、ひいては未来のマツダの姿を思い描いているようだ。
「マツダイノベーションスペース東京」概要
名称: 「マツダイノベーションスペース東京」
所在地: 東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー33階
延床面積: 127坪( 420m² )